半導体業界に向けて高純度イソプロピルアルコール(IPA)を供給する化学メーカーのトクヤマが、韓国SKグループのSK Geo Centricと半導体製造用高純度IPAの製造・販売を目的とした合弁会社を韓国に設立することで合意し、12月29日付でオンラインの調印式を執り行ったことが明らかとなった。 2021年12月末にオンラインで行われたIPA製造販売合弁会社の設立調印式に臨むSK Geo Centricの戦略部門長のChoi Ahn-seop氏(左)とトクヤマの代表取締役専務・ 電子材料部門長の野村博氏(右) (出所:SK Geo Centric) 合弁会社の資本金はトクヤマ、SKともに6000万ドルほどを出資し、2022年7月に韓国内に新会社として設立される予定だという。 SK側の発表によると、合弁会社では2023年までに建設を完了させ、パイロット生産を開始。2024年より年間生産能力3万
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