ウクライナ南東部ザポリージャの国内避難民向け施設のテントの外に立つエレーナさん(仮名、2022年4月5日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP 【4月8日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)で暮らしていたエレーナさん(仮名)は、同市を制圧したロシア軍の兵士2人から受けた性的暴行について、時に感情を抑えられない様子を見せながらも、自身の身に起きたことを話したいと語った。 エレーナさんは、他の住民から兵士の妻だと密告されたことで標的となった。同様の被害を訴える女性は他にもおり、ウクライナではレイプが「戦争の武器」として使われていると人権団体は指摘している。 ヘルソンから脱出したエレーナさんは、北西に約300キロ離れたザポリージャ(Zaporizhzhia)に到着。同国中部で4人の子どもたちと合流するためにバスを待つ間、AFPの取材に応じた。 ロシアの侵攻が始まった2月