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コラムとサプライチェーンに関するobata9のブックマーク (2)

  • 中国調達バカと生産回帰バカにつけるクスリ

    「バカヤロー!!」 罵倒を浴び、眠れない毎日を過ごしたことのないひとに、あのころの状況を伝えるのは難しい。 鳴り止まない電話、次々に降りかかるトラブル、無数に届くメール、社内からの罵声、サプライヤーからの苦情、机に溜まっていく見積書、怒鳴り声、10分で済ます昼、生産遅延に関する責任のなすりつけ、休日に突然の呼び出し、営業担当者との言い争い、アシスタント女性からの不平不満……。 何もかもが混同している空間。私はこのような場所で、製造業の調達担当者としてキャリアをはじめた。 調達という仕事を、あらためて説明しておくと、文字通り外部からモノやサービスを調達してくることだ。製造業の場合、製造原価の6~7割が、外部からの調達品や外注費が占める。そのサプライヤー選定をしたり、価格交渉をしたりする。 そして、私は運良く調達担当者という仕事を通じて様々なことを経験した。サプライヤーの役員に個室で罵声を浴

    中国調達バカと生産回帰バカにつけるクスリ
  • インダストリー4.0と調達・購買4.0

    私の業はコンサルタントで、セミナー講師なども請け負っている。そうすると、他の講師が使用しているテキストなどを拝見する機会がある。 ちょっと数年前のことだ。 米国で書籍「The Sales Acceleration Formula」が流行していた。これはデータを活用し、いかに企業間営業を成功させるかについて、綿密な分析と情熱で書いた奇跡の著だ。「Using Data, Technology」と副題にあるように、科学的なアプローチを採用している。私は、その真逆の調達・購買業務を主戦場とするものだが、その緻密さに驚愕した。 たまたま、その書籍を拝読した翌日にセミナーの仕事があった。隣の教室では、営業セミナーをやっていた。「まず人間関係を築くのが大事」からはじまって、一昔前の心理学テクニックがならぶ。「価格交渉のときは、相手の要求を、まずおおげさに驚いてみせなさい」などなど。 私はその日米差に卒

    インダストリー4.0と調達・購買4.0
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