カメラとAI(人工知能)で客が手にした商品を判別し、自動で精算する無人コンビニが高輪ゲートウェイ駅にオープンした。ユーザー登録不要で、キャッシュレス決済にも対応しており導入しやすいことから、運営会社は無人化システムを他の店舗向けに月額80万円で販売する計画だ。店内での購買に至るまでの行動を映像から分析し、それらをマーケティングなどに有効活用できるかが課題になる。 JR山手線・京浜東北線の高輪ゲートウェイ駅の2階コンコースに2020年3月23日、無人コンビニ「TOUCH TO GO(タッチ・トゥ・ゴー)」がオープンした。JR東日本スタートアップ(東京・新宿)とサインポスト(東京・中央)の合弁会社TOUCH TO GO(東京・新宿)が運営する。天井に多数のカメラとセンサーを設置し、AI(人工知能)で客が手に取った商品を判別することで、店内スタッフの無人化を実現している。 買い物の流れはこうだ。