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ドイツとVWに関するobata9のブックマーク (2)

  • アウディ社長逮捕の衝撃

    フォルクスワーゲンが米国で買い戻したディーゼル車。3月時点で35万台、74憶ドルに上った(写真:ロイター/アフロ) 6月18日、ドイツだけでなく世界中の自動車業界を震撼させるニュースが流れた。この日の早朝、独フォルクスワーゲン(VW)グループに属するアウディのルペアト・シュタドラーCEO(最高経営責任者、55歳)がミュンヘン地方検察庁によって、インゴルシュタットの自宅で逮捕されたのだ。 2015年に発覚したVW排ガス不正事件で、現役のCEOつまりトップが逮捕されたのは初めてのことである。逮捕の直接の容疑は、証拠隠滅だ。ミュンヘン地検は5月末からシュタドラーCEOに対して詐欺と私文書偽造の疑いで捜査を行っていた。6月11日には同氏の自宅で家宅捜索を実施。検察庁は「シュタドラー氏がCEOの地位を利用して、他の証人に圧力をかけて証言内容に影響を与えようとする恐れがある」として、身柄の確保に踏み切

    アウディ社長逮捕の衝撃
  • 急拡大するドイツ排ガス不正事件の闇

    2015年9月に発覚した独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正事件は、拡大する一方だ。検察庁の捜査の手は独アウディ、独ポルシェなどVWグループに属する企業だけではなく、独ダイムラー、独BMWなど他のメーカーにも及んでいる。また昨年には自動車メーカーによるカルテル疑惑が浮上し、EU(欧州連合)が調査に乗り出した。さらに今年2月に連邦行政裁判所が「窒素酸化物の排出量を減らすための最後の手段として、地方自治体がディーゼル車の大都市への乗り入れを禁止するのは適法」という判決を下したことは、自動車業界、そして連邦政府にとって大きな打撃となった。ドイツの自動車産業を襲う急激な変化について、2回に分けて報告する。 排ガス不正は内燃機関技術への弔鐘 筆者は2015年10月に掲載した「独の環境団体『VW不正は氷山の一角』と主張」でこの問題を取り上げ、翌年に文藝春秋から「偽りの帝国・フォルクスワーゲン排ガス

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