ファナックは、Preferred Networksと共同で、FA、ロボット、ロボマシンのそれぞれ商品に、機械学習や深層学習を適用する新たなAI機能を開発した。FA用には、容易にサーボモーター制御のパラメータを調整する機能群を開発中だ。 ファナックは2018年4月16日、Preferred Networksと共同で、FA、ロボット、ロボマシンそれぞれの商品に、機械学習や深層学習を適用するAI(人工知能)機能を開発したことを発表した。ロボマシン用は同年3月より出荷を開始しており、FA、ロボット用は同4月中に出荷を開始する予定だ。 FA用には、高速加工、高精度加工、高品位加工のため、機械学習を用いて容易にサーボモーター制御のパラメータを調整する「AIサーボチューニング」機能群を開発中だ。第1弾として、機械特性を正確に表現するために高次元化したモデルに基づく「AIフィードフォワード」を提供する。機