8月6日、富士山のふもとの雄大な自然に囲まれた山梨県北杜市の農場で、農産物の作付けや収穫を楽しむイベントが開かれた。集まったのは、子どもたち39人とその保護者など22人。トウモロコシやジャガイモを収穫し、ホウレンソウの種をまき、スイカ割りや流しそうめんを楽しんだ。 建設仮設工事の正黄(埼玉県熊谷市)は地元の子どもたちを募り、このイベントに参加した。須田正人社長は「今の子どもたちは外で遊ぶことが少ない。おやつで食べるものも、ファストフード店のポテトだったりする。そんな地域の子どもたちにいろんなことを体験させてあげたいと思っていた。当日は、みんな初めての体験を『きゃっきゃ』言いながら喜んでいた」と話す。 イベントには、ふだんこの農場を管理している地元の農家も参加した。須田社長は「黙々と指導していたが、その姿を見ていて野菜作りに対するすごいプライドを感じた」とふり返る。正黄など参加企業には、北杜