家庭でホットサンドを手軽に作れるホットサンドメーカーで、1年近く生産が追い付かない状況が続いているヒット商品がある。これまでは食パンを2枚使って焼き上げるものが主流だったが、食パン1枚で「程よい」分量のホットサンドを作れることがヒットを呼んだ。新発想のホットサンドメーカーはどのようにして生まれたのか。 新潟県の燕三条地域で生まれたホットサンドメーカー「ホットサンドソロ」の販売が好調だ。開発したのは、新潟県燕市の金属加工メーカーである杉山金属が県内のデザイン会社と立ち上げたチーム「燕三条キッチン研究所」。2019年10月に発売してから、コロナ禍の巣ごもり需要やキャンプブームを背景に注文が殺到。関係会社の協力も得ながらフル回転で製造しているが、需要に追い付かない状況が続いている。 使い方は簡単。開いた状態のホットサンドソロの上に食パン1枚を置き、好みの具を載せたら折り畳んでふたを閉める。そのま