11月1日、東京の丸ビルに開業した「CRISP STATION」。レジはなく、冷蔵庫からサラダを取り出すだけでよい 東京・丸の内。日本有数のビジネス街に、黒い冷蔵庫が現れた。「CRISP STATION(クリスプ・ステーション)」と書かれており、中には8種類のサラダが置かれている。 販売員はいない。いわゆる無人店舗の一種だが、驚くべきは、冷蔵庫に鍵がかかっていないこと。扉を開け、好きなサラダを手に取り、持ち帰っていい。レジはなく、その場で会計する必要もない。では、どうやって決済するのか。その答えは、冷蔵庫に埋め込まれた小さなディスプレーに書かれている。 「食べたらパッケージのQRでワンタップ決済」 サラダのパッケージにQRコードが印刷されており、それをスマートフォンで読み取って、クレジットカードやアップルペイ、グーグルペイで支払う仕組みだ。決済は「食後」でいい。つまり極端な話、ただ食いして
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