人手不足対策で完全自動化は逆効果、人とロボットの協力をどのように切り開くか:MONOist 2019年展望(1/3 ページ) 人手不足に苦しむ中で、工場でもあらためて自動化領域の拡大への挑戦が進んでいる。その中で導入が拡大しているのがロボットである。AIなどの先進技術と組み合わせ、ロボットを活用した“自律的な全自動化”への取り組みも進むが現実的には難易度が高く、“人とロボットの協調”をどう最適に実現するかへ主流はシフトする。 「ロボットやAI(人工知能)に人の仕事が奪われる」というようなロボット(AI)脅威論が世界中で巻き起こっているが、その議論の中でほぼ唯一蚊帳の外にあり、深刻度が薄いのが日本である。アニメーションや書籍などでロボットやAIを身近な存在として描くものも多く、これらを敵としてあまり捉えないという感情的な側面もあるが、それよりも大きいのが、そうは言ってられないほど「労働力が不
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