製造現場での「困った実例」を徹底解説。サンエイテックだから実現可能な、すぐに役立つ解決案をご提示します。 ⾃動化ラインで塗布を⾏う場合、製品の品質や接着強度を⼀定に保持するために、連続した均⼀塗布を⾏うことは⼤変重要ですが、例えば、⾼速で線引き塗布を⾏う場合に、ディスペンサーによって、開始点や終了点が設定したライン幅より広くなる現象があります。これが「ドッグボーン現象」といわれるものですが、今回はその原因と対処法について掘り下げてみます。
製造現場での「困った実例」を徹底解説。サンエイテックだから実現可能な、すぐに役立つ解決案をご提示します。 ⾃動化ラインで塗布を⾏う場合、製品の品質や接着強度を⼀定に保持するために、連続した均⼀塗布を⾏うことは⼤変重要ですが、例えば、⾼速で線引き塗布を⾏う場合に、ディスペンサーによって、開始点や終了点が設定したライン幅より広くなる現象があります。これが「ドッグボーン現象」といわれるものですが、今回はその原因と対処法について掘り下げてみます。
電気電子機器の回路基板を設計/製造する上で、リレーとフラックス、および洗浄液が不具合の原因になることは多い。表面実装部品の1つであるSMTリレーについても、取り扱い方を間違えると同様の不具合が発生するので注意が必要だ。 筆者は35年以上にわたって、電気電子機器の回路基板を設計/製造する業務に携わってきた。それらの業務の中でも、数多くの製造不良を経験しているのが、リレーとフラックス、および洗浄液が関連する事例である。 かつては挿入部品タイプのリレーを使用することが多かったので、はんだディップする際に、部品面にあふれたフラックスが部品のすき間から内部に浸入し、リレーの動作不良を引き起こした。また、回路基板の洗浄時には、フラックスの溶け込んだ洗浄液がリレーのすき間から中に入り込むことが多い。この場合、洗浄液が乾燥した後で、部品内部に残ったフラックスがリレー内部の金属や配線を腐食させる不良が発生し
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