DC-DCコンバーターのバックリップル電流対策:DC-DCコンバーター活用講座(23) 入力および出力フィルタリング(1)(1/3 ページ) 今回から、DC-DCコンバーターの入力および出力フィルタリングを取り上げていきます。 はじめに 全てのDC-DCコンバーターには、出力コンデンサーの充放電による出力リップル電圧が存在し、それぞれのエネルギーのパルスは内部発振器によるものです。この出力リップルの周波数はメイン振動数と同じか2倍で、これはトポロジーによって異なります。また、通常は100~200kHzの範囲です。このリップル電圧に重なるのがスイッチング電圧スパイクで、周波数ははるかに高く、通常はMHz範囲です。 入力電流にも、その波形に対して2つの成分があります。負荷によって異なるDC成分と、バックリップル電流あるいは反射リップル電流と呼ばれるAC成分です。AC成分は、内部発振器によって流
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