週プレNEWS TOPニュース社会コロナ対策、東京五輪......。SNSが拍車をかけた「極論」で埋め尽くされる社会と、どう向き合うか? 「『敵か味方か』の二項対立ばかりが強調され、より単純でわかりやすく、インパクトの強い極論が社会を埋め尽くしていく」と語る辻田真佐憲氏 同調圧力が強いといわれ、「忖度(そんたく)」や「空気を読む」ことが求められる日本社会。そこにSNSの普及が加わりネット空間は「極論」に埋め尽くされ、社会が分断される――。 そんな時代に警鐘を鳴らすのが、評論家・近現代史研究者、辻田真佐憲(つじた・まさのり)氏の著書『超空気支配社会』だ。ネット時代を支配する「空気」と、われわれはどう向き合うべきか。 * * * ――「超空気支配社会」とは、どんな社会のことですか? 辻田 「あらゆる議論は最後には『空気』で決められる。最終的決定を下し『そうせざるをえなくしている』力をもっている
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