背骨の形が「見える」眼鏡、レントゲンいらずの姿勢矯正デバイスに医師も期待:イノベーションのレシピ(1/2 ページ) 「美姿勢メガネ」は眼鏡に後付けで搭載する小型デバイスで、着用者の背骨形状をリアルタイムで可視化する。従来、背骨の形はレントゲンなどでしか把握できなかったが、これを日常的に行えるようにする。デバイスの仕組みと開発目的を聞いた。 ダイソンのチャリティ団体であるジェームズダイソン財団は、次世代のデザインエンジニアの発掘と育成、支援などを目的としたエンジニアリングアワード「JAMES DYSON AWARD(以下、JDA)」を2005年から毎年開催している。工学を研究する学生などを対象とした国際的な賞で、日本や米国、英国など世界28カ国以上の国と地域から毎年多数の応募がある。 先日、日本国内での最優秀賞作品を含む入賞作品が発表された。その中に、筆者が興味を引かれた作品があった。国内準
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