日経ビジネスは10月29日号で特集「星野リゾート 世界への成功方程式」を掲載。関連記事を日経ビジネスオンラインで随時、公開する。 星野リゾートでは社員の働き方やサービスのあり方などをめぐってさまざまな「事件」が起こる。星野佳路代表は「事件のなかにこそ、課題を解決するヒントがある」と前向きな姿勢で臨む(以下敬称略)。 OMO7旭川(北海道旭川市)は、星野リゾートが運営する初の都市観光ホテルだ。17年4月に別の会社から運営を引き継ぎ、18年4月に旭川グランドホテルから現在の名に変更した。JR旭川駅からはやや離れているものの、近くには古くからの飲食店が立ち並ぶ便利な場所にある。客室数は237。約200人が働く。 数年前までならば既存施設の運営に着手する場合、星野リゾートの代表を務める星野佳路は自ら先頭に立って現地入りしていた。しかし社員の成長に伴いこうした業務をどんどん任せるようになり、最近では
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