「1000年に1度の豪雨」だ 世界各地で豪雨災害が相次いでいる。 米ニュージャーシー州やニューヨーク州などで9月1日から2日にかけて突然の記録的豪雨により、少なくとも44人が死亡した。米国では今年の夏、64%の国民が暴風雨や洪水などの自然災害に直面したという(9月6日付ワシントンポスト)。 欧州でも7月中旬、ドイツやベルギーなどの地域で発生した洪水により複数の町や村が水没し、少なくとも220人が死亡した。今回の集中豪雨は400年に1度の現象だったと言われている。これまで縁遠いとされてきた欧州でも深刻な洪水被害が発生したことから、「地球上に安全な場所はなくなった」との声が聞こえてくる。