ダイドードリンコでも、2005年から災害対応自販機「災害救援ベンダー」を提供。大きさは999~1160×650~750×1830ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは飲料が入っていない状態で約300キロ 緊急時に鍵なしで飲料を取り出せる自動販売機がここ数年増えてきた。SECURITY SHOW 2008に出展していたダイドードリンコでも、2005年7月から災害対応自販機「災害救援ベンダー」を提供している。 災害対応自販機の特徴は、災害時に無料で自販機内の飲料が取り出せるようになること。実は、この「災害モード」への変わり方で、いくつかタイプがあることをご存じだろうか。1つは災害が発生すると、遠くの災害センターから無線通信によって、災害モードに変わるタイプ。もう1つは、自販機の管理人が手動で操作して災害モードに変えるタイプだ。 一見、無線通信によって変わる前者のほうが人手もかからず、技術的にも優れて