成長著しい中国の超高級車市場 所有者に若年層、女性増える 中国はすでに世界第3位のぜいたく品消費国となっている。ゴールドマン・サックスのレポートによると、2015年には中国はぜいたく品消費で世界のトップに上りつめるという。自動車消費財の中のぜいたく品である超高級車は、今までに例をみない大きな陣容で中国市場を囲い込みつつある。 フェラーリは2007年、中国のユーザーに、前年比48%増の180台を納品した。中国進出から半年足らずのアストン・マーチンは、2010年の年間販売台数を500台と計画している。 中国は、米国、英国に次ぐ世界第3位のロールス・ロイス市場となった。中国でのベントレーの販売台数は3年連続で倍増し、2007年は、世界全体の成長率が7%にとどまったのに対し、中国では203%にも達した。 北京モーターショーで中国に初登場したブガッティ・ヴェイロンは、世界で300台の限定販売