この夏、首都圏の鉄道とバスで新たな取り組みが始まった。西武鉄道は多摩川線で、日中時間帯の列車に自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン」の運行を開始。高速バス大手のWILLER(ウィラー、大阪市)は東京都渋谷区で乗り合いタクシーのような新サービス「mobi(モビ)」をスタートさせた。共通するのは、公共交通の維持が難しくなっている地方を念頭に考え出されたサービスということ。大都市でも新型コロナ
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西武鉄道は、この4月下旬から、新型車両・30000系(愛称「スマイルトレイン」)を投入する。卵をモチーフにした柔らかいデザインは、コアな鉄道ファンの注目も集めている。 スマイルトレインの特徴は、見た目の優しさだけではない。乗客の使い勝手やアメニティを強く意識したデザインを施している。荷物の上げ下ろしがしやすいように、高さを5センチ下げた網棚。指紋が付きにくいように加工した金属ポール…。これらのデザインを担当したのは、女性メンバーだけのプロジェクトチームだった。女性だけのプロジェクトチームを結成するのは、西武鉄道では初の試みだという。 このプロジェクトチームの最年少メンバーが沢田和美さん(24歳)である。2003年に入社して車両部に配属になるも、仕事は常に男性社員の補助職だった。それだけに、プロジェクトメンバーに抜擢されたときは大きなやりがいを感じた。「鉄道会社は、良くも悪くも男性中心社
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