春の新入学シーズンを控えてビデオカメラの新製品の登場が相次ぐ中、ひときわ注目を集めているのがソニーのハンディカムだ。各社の製品でハイビジョン化が進むなか、同社の「HDR-UX7/UX5」と「HDR-HC7」は、初めて広色域色空間の国際規格「xvYCC」をサポートしている。同社はxvYCCに「x.v.Color」の呼称とロゴを与え、業界の統一呼称として提案する。 目で見たままの“本来の色”が出せるというx.v.Colorだが、実際の映像は今までとどう違うのか。またソニーは、x.v.Colorをどう推進しようとしているのか。ソニー、デジタルイメージング事業本部パーソナル事業部設計2部の吉川孝雄統括部長、そしてxvYCCの規格化に深くかかわったデジタルイメージング事業本部システム技術部門カメラ部1グループの加藤直哉マネージャーに話を聞いた。 同社デジタルイメージング事業本部パーソナル事業部設計2