2019/01/08 01:49 良い記事だと思います。 しかし少し残念なのは、農業には多様性がある、その通りアタリマエのことを最終回前に持ってこなければならなかったことです。 工業は多様性がある。と言えば、読者の多くは当たり前と思うでしょう。同じ工業でも、鉄鋼業と印刷業やあるいは家庭内軽作業は全く違うことは日経の読書なら理解は容易でしょう。 農業の再生を語ることがメインテーマの連載で、最後には多様性があることを未来に求めて締められてしまう。このことはつまり、ここに至りやっと読者は農業という業界を細分化して捉える必要性があると認識されたということです。 今回、紹介されている農家の試みは新しく見えるかもしれませんが、日本のどこかでは古くから続けられてきた取り組みであるとも言えます。日本農業は構造の転換期にありますが、農業の本質は変わらないのです。 未来の技術や新たな価値を語ることだけでは、問
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