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農業と宗教に関するobata9のブックマーク (1)

  • 日本に残る「虫送り」という呪術

    前回のコラムでは、京都「五山の送り火」について触れた。ちょうど、この原稿を送り火の翌日(8月17日)に書いている。私は自坊の近くの「鳥居型」を、灯籠流しが行われる「広沢池」から拝した。故郷に戻ってきたご先祖さまの精霊は、炎とともにあの世に戻って行かれる。池面に揺らめく灯籠と送り火とのシンクロナイズは、幽玄のひと言に尽きる。 「仏教」と「火」は、密接な関係がある。死者が極楽浄土へと向かう際の灯とする説や、「法灯」という言葉があるように仏法そのものの象徴としての火の存在がある。「迷い」「煩悩」などが「闇夜」であり、火は「道しるべ」なのだ。 精霊や神仏、仏法……。見えざるものに対し、火を灯すことで「可視化」している、とも言えるだろう。だからかもしれない。ろうそくの火はずっと見ていて飽きない。 さて、夏休みも間もなく終わる。 今回のコラムでは、日の農村に伝わる夏らしい、ユニークな「送り火」を紹

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