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電源とコンデンサに関するobata9のブックマーク (2)

  • なぜ? 放置されてしまった低レベルな設計ミス

    ⇒連載「Wired, Weird」バックナンバー 今回は国内大手メーカー製温調器の不具合解析に関する報告だ。今まで多種類の温調器を修理してきたが、過去に修理した温調器の中にも同じ設計ミスが隠れていた。 修理を依頼された温調器の同機種は5回以上修理しているが、通電して動作を確認したら正常だった。カバーを開け過去の修理で不良があった電源基板の電解コンデンサーを確認したが、特に目につく不具合はなかった。顧客から「電解コンデンサーを交換するように」という申し送りがあった。動作は正常で不具合は見当たらないのに「なぜ、このような依頼があるのか」と、少し疑問を感じた。もしかしたら今まで気づいていない不良が隠れているかもしれない。 疑問を感じたので、電源基板に実装されている全ての電解コンデンサーの動作を詳細に確認した。その結果、予想外の設計ミスが見つかった。まずは電源基板のハンダ面の写真を図1に示す。なお

    なぜ? 放置されてしまった低レベルな設計ミス
  • パスコンの都市伝説

    バイパスコンデンサの都市伝説 はじめに 近年の部品実装の高密度化や動作クロックの高速化に伴い、バイパスコンデンサの役割はますます重要になっています。 しかし、なぜか未だに「バイパスコンデンサはIC1個に付き、0.01~0.1μFを1個入れる」と信じている方が大勢いる様です。 今回はこの「0.01~0.1μFを1個入れる」について調べてみました。例によって「信じる信じない」は自己責任で御覧下さい。 画像は1980年頃のデジタル基板。この頃から肌色のコンデンサに変わって、青色のコンデンサを主流になった気がします。 バイパスコンデンサは何故0.01~0.1μFなのか? デジタル回路はIC1個に付き、パスコンを1個入れましょう 沢山のICを組み合わせて回路設計をする様になった1970年代以降、IC数個に付き1個、できればIC1個に付き1個のパスコン(バイパスコンデンサの略、以下同様)を入れると動作

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