国土交通省は2007年8月23日、航空法の関連規定である「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」の改正を公布した。「ニンテンドーDS」や「プレイステーション・ポータブル(PSP)」など、無線通信機能を備えた携帯ゲーム機に対する規制強化をはじめ、旅客機内で乗客が使用する電子機器に対する制限を一部変更している。同年10月1日付で施行予定。 新規定に基づき、これまで利用制限がなかったいくつかの機器について、制限が追加または強化されている。例えば無線通信機能付き携帯ゲーム機の場合、無線通信機能がオンになった状態では常時使用禁止、無線通信機能がオフの場合は離発着時使用禁止とされた。ただし、無線LANによる通信サービスが提供されている旅客機では例外的に、巡航中のみ無線LANを使用可能。 このほか、無線式のヘッドホン/イヤホン/マイク、アクティブ型ICタグ、パソコンとの間で
![航空法改正、10月からはDSもイヤホンも無線はすべて使用禁止](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)