中国の太陽電池生産が世界3位に 課題は国内市場の開拓 多くの中国企業が次々と太陽光発電事業に参入したことで、中国は一躍世界第3位の太陽電池生産国となった。だが、「2007年世界太陽エネルギー会議」で発表された報告によると、中国国内の太陽光発電市場が、まだ本格始動していないため、生産した太陽電池の大部分は海外へ販売するしかないという。 北京で開かれた世界太陽エネルギー会議で、9月19日午後、中国資源総合利用協会再生可能エネルギー専門委員会(CREIA)は、グリーンピース、欧州太陽光発電工業会(EPIA)、世界自然保護基金(WWF)と共同で、「2007中国太陽光発電発展報告」を発表した。 CREIA事務局長、国家発展改革委員会エネルギー研究所の副所長である李俊峰氏ら専門家の報告によると、世界の2006年の太陽電池生産量250万kWのうち、中国の生産量は約37万kWを占めたが、国内で使用さ