クライアントに出向いてのプレゼン、会場を借りての発表会など、PCが動作する環境を一時的に社外で構築しなくてはいけない機会はたびたびある。一昔前、重いPCをいちいちコンテナに詰めて持参していた頃と比べると、どこでも持ち運べるモバイルノートが普及した現在は、こうした移設作業もずいぶん楽になった感がある。 技術が進んで便利になったのはいいが、プロジェクタを借りる時に注意する場面も増えた。例えば、デジタル出力とアナログ出力だ。「DVI-Dなどのデジタルケーブルしかつなげられないのに、現場にはアナログケーブルしかない。デジタルとアナログの変換ケーブルなどを持ってきていれば……」などと後悔することもある。 基本的なところでいえば、壁面からノートPCまでを繋ぐ電源タップを忘れてしまうといったケアレスミスは、プレゼンの様式が進化した現在でも減ることはない。また、ワイヤレスのポインタのような新しいツールも登