2001年東北大学工学部3年次に大学院に飛び入学、2006年東北大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。人間の触知覚メカニズムに興味を持ち、指の内部構造や皮膚特性のような基礎研究から、腹腔鏡下手術用触診システム、他者との触覚共有システム、触感のプロダクトデザインなど、幅広く触覚研究を展開している。2014年 よりJSTさきがけ研究者を兼任。2011年オランダ・ユトレヒト大学客員助教、2017年秋田大学客員教授なども務める。 エンジニアリングのアプローチから触覚デバイスの開発などを行う田中由浩先生。開発したデバイスがリハビリテーションの現場などでも使われはじめています。どういったアプローチで研究開発を行われているのか、触覚の研究がわたしたちの未来の生活をどのように変えていくのかを語っていただきました。 皆さん、こんばんは。名古屋工業大学の田中と申します。科学技術振興機構(JST)で、