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2020年11月20日のブックマーク (2件)

  • 超巨大ブラックホールから吹く「風」の謎を解明

    岬希 白眉センター特定助教らの研究グループは、超巨大ブラックホールから吹く「風」の謎を解明しました。 宇宙には数多くの銀河があり、その中心には超巨大ブラックホールが存在しています。ブラックホールは周りにあるガスを次々に吸い込んでいきますが、なかにはブラックホールに吸い込まれずに、外に向かって高速で吹き出すガスも存在します。強い重力源であるはずのブラックホールから重力に逆らって「風」が吹き出すのは、一見不思議な現象です。このような「風」の存在はこれまでのX線観測から知られていましたが、どうやって吹いているのかについてはまだわかっていませんでした。 今回、研究グループは、X線の擬似観測によって実際に観測されている「風」の様子を定量的に再現し、ブラックホールの周りで生み出される紫外線の力によって「風」が生まれるということを世界で初めて実証しました。 今後は、2022年度に日で打ち上げが予

    超巨大ブラックホールから吹く「風」の謎を解明
  • 東芝が「世界初」の水系リチウムイオン電池を開発、低温対応と長寿命を実現

    東芝は2020年11月19日、リチウムイオン二次電池の電解液として用いられているエチレンカーボネートなどの有機溶媒を水に置き換えた水系リチウムイオン電池を開発したと発表した。水系リチウムイオン電池は既に研究開発事例があるものの、-30℃の環境下での安定した低温充放電性能と、2000回以上の充放電が可能な長寿命性能を備えるものは「世界初」(東芝)だという。現在は、研究室内で用いられる4cm角の小型試験セルでの性能確認を終えた段階だが、今後は顧客による評価に向けて実用的なサンプルとなる20Ahクラスのリチウムイオン電池セルを製作する方針。2020年代中での実用化を目指して開発を進める計画である。 今回開発した水系リチウムイオン電池では、正極活物質として一般的なリチウムイオン電池で用いられているリチウム酸化物材料を、負極活物質として東芝が燃えないリチウムイオン電池として提案を強化している「SCi

    東芝が「世界初」の水系リチウムイオン電池を開発、低温対応と長寿命を実現