産業機械メーカーのスギノマシンは2021年5月25日、早月事業所内に建設を進めてきた新工場・微粒テストセンターの完成を発表した。超高圧微粒子化技術を生かした装置の開発と製造、同装置群を生かしたバイオマスナノファイバー材料の開発と製造などを行い、同分野の売上高1.5倍を目指す。
東京工業大学とNTTの研究グループは、CMOSフェーズドアレイICを用いたテラヘルツ帯アクティブフェーズドアレイ無線機を開発、通信に成功した。スマートフォンなどへの搭載が可能になる。 サブハーモニック型ミキサーで、双方向動作を実現 東京工業大学工学院電気電子系の岡田健一教授らとNTTの研究グループは2021年2月、CMOSフェーズドアレイICを用いたテラヘルツ帯アクティブフェーズドアレイ無線機を開発、通信に成功したと発表した。スマートフォンなどへの搭載が可能になる。 5G(第5世代移動通信)以降の無線通信では、周波数としてテラヘルツ帯の利用が検討されている。通信速度を大幅に向上させることができるからだ。ただ、実用レベルの通信距離や使い勝手を確保するためには、アンテナや送受信機を工夫する必要があった。 研究グループは今回、アンテナの配置方法を工夫するとともに、CMOSプロセスで製造するフェー
NTTドコモとAGCは、メタサーフェス技術を用いミリ波帯(28GHz帯)の電波を屋外から屋内に効率よく誘導する「メタサーフェスレンズ」のプロトタイプを開発、受信電力を向上させる実証実験にも成功した。 静的メタサーフェスレンズで24dB以上も受信電力向上 NTTドコモとAGCは2021年1月、メタサーフェス技術を用いミリ波帯(28GHz帯)の電波を屋外から屋内に効率よく誘導する「メタサーフェスレンズ」のプロトタイプを開発、受信電力を向上させる実証実験にも成功したと発表した。 5G evolutionや6G(第6世代移動通信)で利用されるミリ波帯の電波は、直進性が高く減衰しやすい、という特長がある。このため、屋外の基地局アンテナから送信されたミリ波帯の電波を、窓ガラス越しに建物内の特定場所で受信するには、新たな対策が必要になることもあった。 今回開発した28GHz帯向けメタサーフェスレンズは、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く