25年も苦戦していたウイスキーが、なぜ人気なのか “暗黒時代”を変えた、ある商品:サントリーのウイスキーが100周年(1/5 ページ) サントリーが山崎蒸溜所をリニューアルして、新たなツアーを開始する。同蒸溜所の建設に着手してから100年を迎えたが、これまでの歩みは順風満帆ではなかった。 2023年、サントリーが「100周年」を迎え、新たな手を打った。サントリーの創業は1899年なので、創業100周年ではない。では、何が100年なのか。答えは「ジャパニーズウイスキー」だ。 今やジャパニーズウイスキーの代表格ともいえる、サントリーシングルモルトウイスキー「山崎」。その山崎を製造するサントリー山崎蒸溜所(大阪府島本町)の建設着手から、今年100周年を迎えた。1907年に発売した「赤玉ポートワイン(現『赤玉スイートワイン』)」で成功を収めた創業者・鳥井信治郎が国産ウイスキーをつくりたいという思い
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