京都市と京都府警が公用車のドラレコ画像の活用で合意を結んだように、犯罪捜査における防犯カメラの活用が進みつつある。 自動運転車によるロボットタクシーが公道を走り始めた米国では、ロボットタクシーが撮影した映像の活用も始まっている。 最近では、行政当局による緊急時の“強制操作”も検討されているが、それはロボットタクシーを「警察官」にする行為。公権力による自動運転車のデータ活用について、さらに議論を深める必要がある。 (小林 啓倫:経営コンサルタント) 「走る防犯カメラ」になりつつある自動車 テクノロジーの進化により、いまやあらゆる場所にカメラが設置され、犯罪捜査に役立てられている。 2020年2月の報道によれば、日本国内で防犯カメラが撮影した画像が容疑者特定のきっかけとなった事件は、2019年の時点で既に全体の10.2%だったそうである。それから3年以上が経過している現在では、防犯カメラの設
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