JBpressで掲載した人気記事から、もう一度読みたい記事を選びました。(初出:2023年3月31日)※内容は掲載当時のものです。 高齢社会の進展を背景に近年首都圏に増えているのが、裕福な高齢者を対象とした高級老人ホームだ。自立が難しくなった時に備え介護棟を併設する施設も多い。80歳時点の入居でも入居一時金として数千万円がかかるケースが一般的だが、大枚をはたいたにもかかわらず「看取りまでお任せ」が叶わない場合もある。90代の母親を23区内の施設に入居させた男性の実体験から、こうした施設の現実と思わぬ落とし穴を考えてみたい。 (森田 聡子:フリーライター・編集者) 「安心、健やかなシニアライフを満喫」とアピール 高級ホテルを思わせる広々としたエントランスホール。そこには輸入物のテーブルやソファが置かれ、高い天井では豪華なシャンデリアがまばゆい輝きを放つ。イベントスペースには四季折々の飾りつけ
![90代の母親は突然退去を迫られた、高級老人ホームで遭遇した「理不尽」とは 入居金1億円超、「看取りまでお任せ」が売り物でも安心してはいけない【JBpressセレクション】 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/886b52b34b188aa0daf519d109eaf1749f6ded17/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Fa%2F1200mw%2Fimg_5a3c65dda073381393ee302224fde9a8943996.jpg)