集計対象21社のうち、最も売上高規模が大きかったマクニカホールディングスも増収増益だった。産業機器市場では、効率化や省人化、脱炭素化のためのFA機器や工作機械への設備投資が継続。車載市場でも、安全性の向上/自動化に向けた高度な制御システムや脱炭素化に向けたEV(電気自動車)化の動きが加速し、半導体需要が増している。円安の好影響もあり、結果として同社の2022年度通期売上高は、前年度比35.1%増の1兆292億円、営業利益は同67.9%増の616億円と大幅な増収増益となった。 加賀電子は、一部の半導体や電子部品で継続していた供給不足や長期納期化がおおむね解消し、「広範な産業分野からの需要が高水準で成長した」(同社)という。電子部品事業は、車載向けや医療機器向けを中心に大きく成長。情報機器事業では、高価格帯のPC製品やセキュリティソフトの販売などが伸長した。結果、2022年度通期の売上高は前年
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