仮想通貨取引所を運営するビットバンクが、ビットコイン上で高速かつ低コストで送金が可能になるLightning Networkの採用にかじを切る。それに向けて2月16日、独自開発のアプリケーション「NLoop」を公開した。 Lightning Networkは、ビットコインのブロックチェーンの外(オフチェーン)で取り引きを実行する技術。最短でも10分以上かかるビットコインに比べ、数秒で送金が完了し、かつ送金コストもほぼ1円以下となる。ビットコインの一つ上の階層で動作するため、レイヤー2(L2)技術とも呼ばれる。 ビットバンクはLightning Networkを用いた取引所からの入出金の実装を検討しており、実現すれば国内取引所では初だ。 同社社長の廣末紀之社長は、Lightning Networkへの期待を次のように話した。「取引所としていろいろな仮想通貨を取り扱っているが、やっぱり重要なの
![ビットコインを数秒、1円以下で送金 ビットバンク、Lightning Network採用へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eca180c0ebd7f5e09b3fd47453f63698bd117cca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2202%2F16%2Fcover_news029.jpg)