5000台規模のZoom Phone、千代田化工建設がわずか4カ月で導入に成功した理由とは?:羽ばたけ!ネットワークエンジニア(56) コロナ禍を契機に、固定電話機中心のレガシーなPBXから、場所にとらわれない働き方を可能にするクラウドPBXへの移行が進んでいる。企業としては短期間に、低コストで高機能なクラウドPBXを導入したい。そのためのポイントはどこにあるのだろうか。 連載:羽ばたけ!ネットワークエンジニア 電話はUI(ユーザーインタフェース)の塊(かたまり)だ。電話機の種類や台数、配置、グループ代表電話での着信時のベルの鳴らし方(一斉鳴動、順次鳴動、ランダム)といった仕様を部署ごとに決めて実装しなければならない。レガシーなPBX(構内交換機)を捨ててクラウドPBXに切り替えることは、部署ごとの仕様をクラウドPBXに移行することを意味する。 電話機も変わるし、使い方も変わる。それをユー