シャープが「インターネットAQUOS」の新製品を発表した(関連記事)。今回は、セットの液晶テレビを20V/26V/32V型というパーソナルサイズへと変更し、春の新生活需要を狙う。 同社によると、新インターネットAQUOSのコンセプトは、「テレビの画質と操作性」と「パソコンの拡張性」の両立だという。「シャープの強みはAQUOS。AQUOSを水平展開し、放送コンテンツを楽しむAV技術とPCの通信機能の“融合”を一歩進める」。いわば、AV機器とPCの“いいところ取り”を目指しているわけだが、ユーザーとしては、新製品が従来のテレパソと異なるアプローチで作られている点は認識しておくべきだ。 どこが異なるのかといえば、まずPC本体にはチューナーを搭載していない。PCには、独立したAV HDD(ストリーム記録用にチューニングしたHDD)を備えた「i.LINKデジタル録画ユニット」が内蔵され、AQUOSの