富士キメラ総研は,無線タグ(RFIDタグ)の世界市場規模が2011年に2100億円に達すると予測した。2006年の市場規模は540億円で,2011年には2006年比で3.9倍に成長する見込み。国内市場の規模は2006年に69億500万円だったが,2011年には1.9倍の128億8000万円になると予測する。国内では,流通や製造分野に加え,セキュリティ分野などにも用途が拡大しており,本格的に市場が立ち上がりつつあると,富士キメラ総研は分析する。特に市場を牽引するのは,2006年から利用が認められたUHF帯を使用するRFIDタグという。
![無線タグの世界市場は2011年に2100億円に,富士キメラ総研の調査から](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)