北海道旅客鉄道(JR北海道)は2008年12月5日,11月28日に本社運営のホームページを全面停止した不正アクセス事件(関連記事)について,調査結果の一部を公表した。 JR北海道によると,何者かによる不正アクセス行為は同社が異変に気付いた2008年11月27日の15日前にあたる11月12日に発生したという。改ざんされたページは「イベントチケット情報」「列車運行情報」「特急列車空席案内」の三つ。個人情報の流出は確認されなかった。 これらのページにアクセスすると,「中国語の文字を表示する他サイトに誘導され,ウイルスに感染している危険性がある」ことを明らかにした。トレンドマイクロの「ウイルスバスター」では「JS_AGENT.IMK」のウイルスを検出するとしており,期間中(11月12日~28日の間)に上記ページにアクセスしたユーザーに対して感染の有無の確認を呼びかけている(写真)。 トレンドマイク
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