ヤフーは4月6日、同社のメール・サービス「Yahoo!メール」を利用するユーザーのメール約449万通を消失したと発表した。原因は、迷惑メールを管理するプログラムのバグ。昨年12月26日に利用開始したプログラムの開発においてミスがあった。ここにきて問題に気付いたのは、「ユーザーから“件名をクリックしてもメール本文が見れない”という指摘があったため」(同社広報)という。同社のアクティブなユーザーは約1300万IDであり、今回影響があったのは、その約5%に当たる67万5831IDに上る。 問題があった部分は、迷惑メールを削除する処理を実行するプログラム。同社の迷惑メール対策は、迷惑メールかどうかをユーザーの利用条件などから自動で判断する。迷惑メールと判定すれば専用フォルダに移し、そうでないならば通常の受信箱に格納する。迷惑メールのフォルダでは、受信から36日後にメールの件名と本文のリンクを切り、
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