2022年1月下旬から2月下旬にかけてキオクシア四日市工場ならびに北上工場で生じた汚染原材料に起因する製造ラインの一部稼働停止を受け、Appleが「iPhone」に搭載する3D NANDフラッシュメモリの安定調達に向け、複数サプライヤから調達する動きを受け、中YMTCがApple向けNANDの試験生産を進めていると米Bloombergをはじめとした複数の海外メディアが報じている。 Bloombergによると、キオクシアの製造ライントラブルのみならず、新型コロナや戦争などといった予期せぬ事態によって半導体が入手困難になりかねないリスクを減らすことを目的に、Appleは新たなサプライヤの模索を進めている模様であるが、「YMTCとは最終合意には至っていない」という。YMTCによるApple向けNANDのサンプル生産が正式な契約につながる保証はなく、現時点ではAppleがサプライヤリストへの追加を