NTTコミュニケーションズは10月9日、1台の携帯電話に複数のポイントカードや会員証カードを集約できるシステム「ぎゃざポ」を開発したと発表した。ビックカメラなど共同で来年2月の実証実験を目指す。 NTTコムが開発したアプリケーション技術「Key-Shuttle」を利用し、携帯電話に各種ポイントカードや会員証を収容。FeliCaの通信機能を使い、専用リーダー/ライターにかざすだけで利用できるようにする。カードは約100枚以上を収容できるという。 既存のリライト式カードリーダー/ライターとも併用可能で、バーコード式でも携帯の画面にバーコードを表示するなどして対応可能など、既存システムをほぼそのまま使えるのが特徴としている。 実証実験は、ビックカメラ、ノジマ、ランシステムと共同で実施を予定。店頭にシステムを設置して効果測定を行い、商用化を目指す。実証実験に合わせ、専用リーダー/ライターを複数企業