アドバンスト・メディアは9月25日、スマートフォンを利用して外出先から家電製品を制御できる機器「iRemocon」を開発するグラモを完全子会社化したと発表した。自社の音声認識技術との連携を深め、新たなサービス開発にも取り組む。 「iRemocon」はスマートフォンなどの通信機器と連携し、外出先から複数の家電の家電をコントロールできるネットワーク接続型の高機能学習リモコン。自動車メーカーやハウスメーカーの採用実績もあり、海外展開も計画している。一部にアドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice」を利用しており、アドバンスト・メディアはグラモの子会社化で連携を深め、音声認識技術と組み合わせた新サービス開発につなげる。 買収額は1億5000万円。グラモの2013年1月期の売上高は9400万円、純利益は1100万円だった。グラモの後藤功社長が今後も社長を務め、アドバンスト・メディアの執行