中南米訪問から帰国した安倍晋三首相が9日間に4回も歯科治療を受けたため、歯周病関連の症状が心配されているが、持病の潰瘍性大腸炎の悪化や、口腔がん説も一部では噂されている。こういった健康不安説が飛び交うのは、首相の身近に不満を抱えた分子の存在があるからだ。 安倍首相はこれまで高かった支持率を背景に、党内の慎重論を踏みつぶしながら集団的自衛権行使容認の閣議決定や特定秘密保護法を制定し、「政高党低」と呼ばれるワンマンぶりを発揮してきた。そのため自民党内には首相の党運営に対する不満が溜まりに溜まっている。 特に内閣改造にあたっては自民党に60人以上の入閣待望組がいて、ポスト配分によってはその不満が一気に爆発する懸念がある。改造人事の焦点はなんといっても石破茂・幹事長の処遇だろう。 安倍首相は休暇中の8月20日、森喜朗・元首相や側近らとのゴルフに石破グループの山本有二・元金融相を招いた。豪雨による広
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