伊藤洋志(@marugame)さんとpha(@pha)さんによる共著、『フルサトをつくる』を読みました。 伊藤さんの前著『ナリワイをつくる』と、phaさんの『ニートの歩き方』、いずれも過去に読んで気付きの多い内容だったので、これは読むしかあるめえ! と。 〈都会〉か〈田舎〉か、二者択一を超えた「多拠点居住」 『フルサトをつくる』というタイトルを冠していますが、本書は最近流行りの「田舎暮らしをしよう!」的なノリの入門書とは似て非なるものです。 都会or田舎、定住or移住、社畜or無職。そのような二元論ではなく、都会とは別の役割を持ったもうひとつの拠点、「フルサト」を作り出し、都会と行き来することによって、暮らしをより豊かにできるのでは? と、提案する内容となっております。 伊藤さんが本の中でたびたび書いているように、「骨を埋める覚悟」は必要ない。田舎に定住し、一箇所で落ち着いて生を全うするの
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