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  • SNS「発信しない」という選択肢 漫画家・荒川弘さんに聞く

    創作者がSNSで意見や情報を発信し、「作者の顔が見える」が当たり前になった今の時代。そんな中で「あえて発信しないこと」が持つ意味、ネットとの距離の取り方について、『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』『黄泉のツガイ』などで知られる漫画家の荒川弘さんにお話を聞きました。 荒川弘(あらかわ・ひろむ) 北海道生まれ。1999年、第9回エニックス21世紀マンガ大賞受賞。2001年から10年まで「月刊少年ガンガン」連載の『鋼の錬金術師』(全27巻/スクウェア・エニックス)は全世界でシリーズ累計発行部数8千万部。11年から19年まで「週刊少年サンデー」にて『銀の匙 Silver Spoon』(全15巻/小学館)、06年からエッセイ漫画『百姓貴族』(既刊8巻/新書館)を連載。最新作は『黄泉のツガイ』(既刊9巻/スクウェア・エニックス)。 <漫画で描いて発散しちゃってるんでしょうね> ――『

      SNS「発信しない」という選択肢 漫画家・荒川弘さんに聞く
    • 人生のゲーム化と、ゲームの人生化について - シロクマの屑籠

      orangestar.hatenadiary.jp 小島アジコさんのアウトプットのメインは漫画だけど、エッセイや作品評も独自のテイストを帯びていて面白く、上掲リンク先も例外ではなかった。アジコさんという一個人の世界観や経験から見た人生の姿がつづられていると思う。その際、キーワードになっているのが「物語」という語彙だ。 じゃあ、私だったら、私の子どもだったらどうだろう? 私たちは人生を「ゲーム」にたとえるし、文章のタイトルは「人生のゲーム化について」となるだろう。そのように私たちが考えるのはゲームに親しんでいるからだけではなく、ゲームのほうも人生に似てきた、少なくともそういうゲームが台頭するようになったからだ。だからこの文章のタイトルを「人生のゲーム化と、ゲームの人生化について」とまとめた。 私たちは、人生を『艦これ』や『FGO』や『ヨーロッパユニバーサリス』のようにやっている うちの家庭は

        人生のゲーム化と、ゲームの人生化について - シロクマの屑籠
      • 『下ネタは悪』と親から教え込まれて育った漫画家さんのエッセイに共感集まる「冷静に考えて子どもにどんな影響があるんだ?」

        もしゃもぅ🐿️電子書籍発売中🐹 @mosyamou (5/5)おしまい。 私は良い出会いがあり「"普通"は自分で決めて良い」と教えてもらえました。 とても運が良かったと思います。 人に迷惑がかからないなら、どんな感覚を持っててもいい。 ここまでお付き合いくださり有難う御座いました🕊️ pic.x.com/XlEmlV4clp 2025-03-31 17:57:44

          『下ネタは悪』と親から教え込まれて育った漫画家さんのエッセイに共感集まる「冷静に考えて子どもにどんな影響があるんだ?」
        • SNS「発信しない」という選択肢 漫画家・荒川弘さんに聞く

          創作者がSNSで意見や情報を発信し、「作者の顔が見える」が当たり前になった今の時代。そんな中で「あえて発信しないこと」が持つ意味、ネットとの距離の取り方について、『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』『黄泉のツガイ』などで知られる漫画家の荒川弘さんにお話を聞きました。 荒川弘(あらかわ・ひろむ) 北海道生まれ。1999年、第9回エニックス21世紀マンガ大賞受賞。2001年から10年まで「月刊少年ガンガン」連載の『鋼の錬金術師』(全27巻/スクウェア・エニックス)は全世界でシリーズ累計発行部数8千万部。11年から19年まで「週刊少年サンデー」にて『銀の匙 Silver Spoon』(全15巻/小学館)、06年からエッセイ漫画『百姓貴族』(既刊8巻/新書館)を連載。最新作は『黄泉のツガイ』(既刊9巻/スクウェア・エニックス)。 <漫画で描いて発散しちゃってるんでしょうね> ――『

            SNS「発信しない」という選択肢 漫画家・荒川弘さんに聞く
          • 昔読んだ外国人のエッセイに「花見は理解できるけど日本の"月見"は理解できない」とあったが、説明が難しい→さまざまな見解が寄せられる

            鷹見一幸 @takamikazuyuki 花見のシーズンだが、この花見について、昔読んだ外国人のエッセイで「花見は理解できる。野外で飲食をするピクニックのようなものだから、だが、日本の「月見」が理解できない。夜中に月を見て、なぜ酒が飲めるのか。月だぞ? 月!」 みたいなのを読んだことがある。説明を考えてみたが難しい。 2025-03-27 11:55:44 鷹見一幸 @takamikazuyuki まず「花鳥風月」という単語の意味から説明し、なぜ、そういう単語が作られ、用い続けられているのか、という文化的背景を説明し、くらいまで考えてから、それを外国語で説明することを考えて心が折れた思い出・ 2025-03-27 13:25:45

              昔読んだ外国人のエッセイに「花見は理解できるけど日本の"月見"は理解できない」とあったが、説明が難しい→さまざまな見解が寄せられる
            • なぜオープンソースソフトウェアにコントリビュートすべきなのか

              NTTの須田です。2024年9月に開催された 第57回 情報科学若手の会 にて、「なぜオープンソースソフトウェアにコントリビュートすべきなのか」と題して招待講演させていただきました。講演内容をブログとして再編成しました。 講演資料 (PDF)なぜOSSにコントリビュートすべきなのか結論から言うと、主にOSSの持続可能性のためです。 OSSは「タダ飯」(free lunch) であるかの如く、対価を支払うことなく消費されがちです。ミートアップなどで提供される実際の「タダ飯」🍕🍣とは異なり、遠慮なく好きなだけ食べても他の人の迷惑にはなりませんが、この「タダ飯」を提供する側のことを誰かが気にかけていないと次の問題が生じます: 「タダ飯」が出てこなくなる (OSSの開発が停滞する)毒入りの「タダ飯」が出てくる (OSSにマルウェアが混入する)前者はましな方で、後者が特に事業や社会にとっての脅威

                なぜオープンソースソフトウェアにコントリビュートすべきなのか
              • あなたのお母さんは大丈夫ですか? 第1話「マネキン」|じゆうちょう「Q」|フェイクドキュメンタリーQ

                じゆうちょう「Q」 2025.03.30 公開 ポスト あなたのお母さんは大丈夫ですか? 第1話「マネキン」フェイクドキュメンタリーQ Youtubeでホラー作品を発表しているフェイクドキュメンタリーQによる新連載エッセイ。この連載では「とある事情にてお蔵入りとなった文章」として、映像とは異なるモキュメンタリーホラーを掲載します。初回は、壊れてしまった――もしくは壊されてしまった「母」についてのストーリー。あなたの「お母さん」は大丈夫ですか? *   *   * 『いなかの記憶』――2021年夏 某誌の怪談特集に掲載予定だった原稿 ―――――――――― 兄と祖母のことが怖かったんです、とAさんは言った。 Aさんは現在都内の映画会社に勤める女性である。ひょんなことから出身地の話になった際、「生まれは静岡で育ちは富山だ」と言っていたのが少し気になっていた。 「じゃあご家族は今は富山に?」と聞く

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                • 第41回 『8番出口』を映画にすること(全文無料公開)|川村元気 Genki Kawamura

                  蛍光灯に照らされた、無機質な白い地下通路を歩いていく。 しかしいつまで経っても「出口」に辿り着くことができない。 何度もすれ違う中年の男に違和感を感じ、やがて自分が同じ地下通路を繰り返し歩いていることに気付く。 そして壁に掲示された不思議な【ご案内】を見つける。 「異変を見逃さないこと」 「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」 「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」 「8番出口から、外に出ること」 通路に“異変”があれば引き返し、なければそのまま前に進む。【1番出口】【2番出口】【3番出口】……。正しければ【8番出口】に近づき、ひとつ見落としてしまえば【0番出口】に戻る。 果たして、突如迷い込んでしまった無限回廊から抜け出すことができるのか? 2023年末、『8番出口』というゲームに出会った。 その瞬間、ひとめぼれした。超日本的に整理された【地下通路】の美しいデザイン。不可解な【

                    第41回 『8番出口』を映画にすること(全文無料公開)|川村元気 Genki Kawamura
                  • 漫画家たちが4億円以上かけて復活した「旧尾崎テオドラ邸」。『天才柳沢教授の生活』作者・山下和美がギャラリー運営1年で語る"漫画家たちの絆" - エンタメ - ニュース

                    1888年に麻布に建てられ、1933年に豪徳寺に移築された旧尾崎テオドラ邸。シンプルだが重厚感が漂う、世田谷区の閑静な住宅街にたたずむ青い洋館が、それだ。 2019年、この洋館は老朽化のため取り壊しの危機に瀕していた。この館を救うために立ち上げられたのが、『天才柳沢教授の生活』『不思議な少年』などの作者・山下和美さんら漫画家たちを中心とした「旧尾崎邸保存プロジェクト」(代表:山下和美・笹生那実)だ。 莫大な購入資金、解体時期が迫る中でのプレッシャー......次々起こる苦難に、山下さんたちはSNSを通じてクラウドファンディングを呼びかけ対抗。世田谷区議ら政治家たちも動き、海外メディアでも報道された。両代表がほぼ全財産をつぎ込むこととなったものの、2024年、館はギャラリーとして見事に生まれ変わった。 復活から一年。旧尾崎テオドラ邸の"縁"で生まれた漫画家たちの交流や新たな動きについて山下さ

                      漫画家たちが4億円以上かけて復活した「旧尾崎テオドラ邸」。『天才柳沢教授の生活』作者・山下和美がギャラリー運営1年で語る"漫画家たちの絆" - エンタメ - ニュース
                    • 『100万回生きたねこ』読書感想文を書くためのポイント|大人も考えさせられるあらすじと解説 - 知る人ぞ知る本棚

                      『100万回生きたねこ』は、世代を超えて愛され続ける名作絵本です。何度も生まれ変わった猫が、最後に初めて「愛すること」を知り、本当の意味で「生きる」物語。シンプルなストーリーの中に、命の尊さや愛の深さが描かれ、大人が読んでも心を揺さぶられる作品です。 この記事では、かんたんなあらすじや作品の意味、登場人物の紹介、読書感想文のポイントなどを詳しく解説しながら、この物語の魅力を深掘りしていきます。読んだことがある人も、これから読む人も、ぜひ『100万回生きたねこ』の世界をじっくり味わってみてください。 作品紹介 あらすじ おもな登場人物 ねこ(主人公) 白いねこ 過去の飼い主たち こんな人におすすめ 著者について 作品解説 作品の意味と解釈|『100万回生きたねこ』が伝えたいこと なぜねこは生き返らなかったのか? 愛することで人生が満たされたから 悲しみが強すぎたから もう生きる理由がなくなっ

                        『100万回生きたねこ』読書感想文を書くためのポイント|大人も考えさせられるあらすじと解説 - 知る人ぞ知る本棚
                      • 安心感が詰まったエッセイ『明けないで夜』&絵本『ありがとう』 - つるひめの日記

                        『明けないで夜』(燃え殻・著) 燃え殻さんの本を読んだのは、今回で二冊目。 日々で感じた可笑しみや、悲しみなどが書かれたエッセイ。後半は日記形式になっている。 前回読んだのは数年前に読んだこちら『相談の森』で、どちらも読むとホッとする、安心感が詰まったような本。学生時代に聴いていた、ラジオの深夜放送のような…。 tsuruhime-beat.hatenablog.com それはやはり、華々しい道を歩んで来たわけではなく、性格的にも引っ込み思案でピュアな著者の人柄が滲み出ているからだと思う。 心に残った章を挙げていくと… 「映画館での暗闇が好きだ」 日常をなんとかやり過ごすためには、 映画館の暗闇の中のような、絶対的な安心感が必要だ。 映画館の中の暗闇の中のような言葉や音楽。 誰にも教えていないパートナー、一人の時間。 寄り道と空想。 人生に必要なのは、確かな肩書や名前の付いていない、 そう

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                        • 「大好きな友に『面白い友達』と思ってほしくて、デイリーポータルに記事を書く」佐伯さん|デイリーポータルZ編集部

                          佐伯さんは2022年から「デイリーポータルZ」に参加した、現在27歳のライターです。読者投稿で届いた最初の記事の完成度が高すぎて即採用。「有名なライターが偽名で送ってきたのでは」と編集部が騒然としました。 佐伯さんの初投稿でも実は、「デイリーに書き始めるまで、文章を発表したことがなかった」そうです。なぜそんなに書けるのか。27歳なのに好きな漫画が「奇面組」なのはなぜ。記事によく登場する友だちの「加藤さん」とは……? 佐伯さんの真の姿に迫ります。 (取材/林雄司、石川大樹、取材・構成/岡田有花) 発信しよう! という社交性はない佐伯さん(左)にインタビューする林と岡田林 デイリーを読み始めたのはいつごろですか? 佐伯 もともとWeb記事が好きで、大学生の時に『オモコロ』を読んでいました。デイリーは社会人になってから読んで。社会人になっていっぱいいっぱいだったので、オモコロより胃に優しい感じを

                            「大好きな友に『面白い友達』と思ってほしくて、デイリーポータルに記事を書く」佐伯さん|デイリーポータルZ編集部
                          • 「ライター講座」講師・柳樂光隆インタビュー | 美学校

                            音楽評論家の柳樂光隆さんが講師を務める「ライター講座〜ライティングのための編集、編集するためのライティング〜」。講座では、これから何かを書いてみたいと思っている人から、すでにプロの書き手として仕事をしている人まで、受講生それぞれが自身の目標や関心にあわせて設定した課題に取り組みます。2回に1回は編集者や翻訳家など、各分野の専門家によるゲスト講義を実施。第一線で活躍するプロの生きた仕事から、企画・執筆のノウハウを学びます。情報を伝える枠組みや、書き手の仕事の仕方そのものをも自らつくり出し、仕事を通じてシーンを生み出してきた柳樂さんに話を聞きました。 柳樂光隆さん。受講生が制作したZINEを手に 柳樂光隆(なぎら・みつたか)|1979年、島根県出雲市生まれ。出雲高校〜東京学芸大学卒。珍屋レコード(店長)、ディスクユニオンへの勤務を経て、2000年代末から音楽評論家。ときどきDJ・選曲家。ジャン

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                            • 私は実物を見ずに、日本の「空き家」をネットで買った。その約390万円は、想像以上に優れた投資だった | Business Insider Japan

                              エリック・ブーロウ氏はアメリカで暮らしていながら、日本の空き家を2万6000ドル(約390万円)で買った。日本育ちのブーロウ氏は、キャリアが終わったらいつか日本に戻りたいと望んでいる。それまでの期間は、日本へ移住を希望するほかのアメリカ人に貸すつもりだ。 日本の「空き家」を約345万円で買った、50代オーストラリア人夫婦。退職プロジェクトとして復元を試みる | Business Insider Japan 以下のエッセイはエリック・ブーロウ氏との対話にもとづいている。現在ミネアポリス郊外で建設業を営む39歳の同氏は、日本で空き家と呼ばれる廃屋を買おうとする外国人をサポートするサイト「AkiyaMart」を通じて、新潟県にある家を買った。 昔は、少しお金に余裕のある人なら、誰でもミネソタ州北部のどこかに山小屋を買ったものだ。しかし今では、北の極寒の地でさえ、山小屋を買おうと思えば、最低でも3

                                私は実物を見ずに、日本の「空き家」をネットで買った。その約390万円は、想像以上に優れた投資だった | Business Insider Japan
                              • 新年度!おすすめWEB小説5選

                                紹介文にネタバレあり マルチ投稿作品の場合はカクヨムを優先(はてななので) 選定基準・未書籍化 ・未コミカライズ 獣の見た夢https://kakuyomu.jp/works/1177354054888930318 異世界に転生した少年が前世から持ち越したのは恨み、憎しみ、飢え、渇きのみ。 暴力が支配するこの世界でどれだけの戦場を駆け巡れば恨みや憎しみは消え去るのか。 どれだけの敵を殺せば飢えや渇きは癒やされるのか。 袂を分かったはずの少年と少女はそれでも尚、互いを激しく求め合う。 前回もおすすめしたが、未書籍化となれば紹介せざるを得ない。 作者本人は「書籍化を断ってはいない。そもそも出版社からのオファーなど来ていない」と言うが、やはりダークものは厳しいのだろうか。 ただ、カクヨムサポーターズ(投げ銭)が100人を突破し、少しでも還元されたのは非常に喜ばしい。 昏の皇子https://ka

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                                • 上白石萌音さん「明治大学で学びと仕事を両立させた8年間―ワクワクしながら最後の最後まで駆け抜けた」 |明治大学

                                  1998年鹿児島県生まれ。2024年明治大学国際日本学部卒業。 2011年のデビュー以降、映画『舞妓はレディ』『君の名は。』『ちはやふる』『羊と鋼の森』『夜明けのすべて』『35年目のラブレター』、ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』『恋はつづくよどこまでも』『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』『カムカムエヴリバディ』『法廷のドラゴン』、舞台『ナイツ・テイル–騎士物語−』『ダディ・ロング・レッグズ』『ジェーン・エア』『千と千尋の神隠し』などに出演。 エッセイ『いろいろ』や「翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅」を執筆するほか、2016年からは歌手としても活動し、多くの楽曲をリリース。武道館ライブや全国を巡る“yattokosa”Tourなども行っている。 「語学をより深く学びたい」と考え、明治大学国際日本学部に進学 ――明治大学の国際日本学部を選んだ理由について教えてください。 上白石 「大学に進

                                    上白石萌音さん「明治大学で学びと仕事を両立させた8年間―ワクワクしながら最後の最後まで駆け抜けた」 |明治大学
                                  • 「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ③ /「ことばの風景」中西進 角川春樹事務所 1999年 ④【再掲載 2014.11】

                                    今日は4月1日、火曜日です。 今回は3月28日に続いて、桜田恵美子さんの 「絵本で学級づくり学校づくり」3回目の紹介です。 10年ほど前に出版された本です。 出版社の案内には、 「学級開きに読む絵本や各教科に興味をもたせる絵本、行事にあわせた 絵本など、小学校で役立つ絵本100余を効果的に使うメソッドを紹 介。絵本の力で、学級づくりを円滑に進めることができる。」 とあります。 国語の教材として採用された作品が挙げられています。 - 詩は声に出して読むことが大切です。黙読ではもったいない 子どもが詩を音読するのを聞くのが大好きです。 もう一つ、再掲載になりますが、万葉学者として知られる中西進さんの 「ことばの風景」④を載せます。 「令和」が元号となったとき、話題となったことに驚きました。 ☆「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ③ ◇国語教材と絵本との関係 1 国語

                                      「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ③ /「ことばの風景」中西進 角川春樹事務所 1999年 ④【再掲載 2014.11】
                                    • 『母を捨てる…⑤』その後の久美子さん - kyokoippoppoの日記

                                      とても衝撃的な内容だった『母を捨てる』について、4つの記事を続けて書きました。 今記事では、その後の久美子さんについてを語り、このシリーズを締めたいと思います。 「書きたい」という思いのもと始めた記事ですが、生き辛さを抱えた人の苦しみが、ぎりぎりと伝わってきて、作業を進めながらも、「そろそろこの本から離れたい」という気持ちが湧いてきました。 生き辛さを抱えた人とは、虐待被害者である子どもたちであると同時に、加害者である母親も含まれます。 その後の久美子さんについて書いてゆきましょう。 不登校から引きこもりへ まるでプロの物書きのような生活を送った小学生時代の久美子さん。 屈託なく交われる友達などできようはずもなく、彼女はクラスの中で少しずつ疎外され、そのうちいじめの対象となりました。 汚いもの、悪いものの感染源として扱われ、激しい排斥の反応をクラスの全員が示すようになったのです。 卒業も間

                                        『母を捨てる…⑤』その後の久美子さん - kyokoippoppoの日記
                                      • これからの時代は、「あえてAIを使わない力」も大事になる|KAJI | 梶谷健人

                                        AIによってクオリティの高い成果物を効率的に創造できるようになった一方で、実は人間の能力は縮小していっているのかもしれない。 「あえてAIを使わない力や、そのタイミングの見極め」 こそがこれからの時代に価値を持つのではないか。 そんなことを最近考えています。 日進月歩で進展するAIブームの只中で「AIをいかに使いこなすか」という議論ばかりが注目されていますが、「AIを使わない選択」について語られることはほとんどありません。 しかし、「デジタルデトックス」のように意識的にテクノロジーと距離を置くことで得られる価値があるように、AIとの関係においても「あえて使わない」という選択肢を考えることには意味を見いだせるかもしれません。 「完璧すぎる文章」に足りないものは何か「AIをあえて使わない選択」を考える上で、身近な例としてまず「文章」というのものについて考えてみましょう。 大規模言語モデルの進化

                                          これからの時代は、「あえてAIを使わない力」も大事になる|KAJI | 梶谷健人
                                        • 鴻巣友季子の文学潮流(第24回) 国際的な評価が進む村田沙耶香の集大成「世界99」のルーツを探る|好書好日

                                          国内外で評価の高い村田沙耶香の最新長編『世界99』(集英社)が刊行された。上下巻で850ページに迫る大作だ。 村田沙耶香が一貫して追究してきたこと、それは「ふつう」「正しさ」という固定観念に抗う、あるいはそれらを揺さぶることだろう。「結婚するのがふつう」「子どもができたら退職するのが正しい道」といった圧力。世の「ふつう」も「正しさ」もその多くは時と場合により変転するものだ。そうした相対性、可変性に目もくれず、ただ一つの「ふつう」や「正義」だけに染まることは狂気なのだと、村田の作品は言ってきた。 村田の主題の表現手段が更新された一つのターニングポイントは2014年前後にあったと思う。「殺人出産」「余命」「清潔な結婚」という中短篇3作が発表された年だ。いずれも人間の生(性)老病死のタブー、いわゆるパンドラの箱にあまりにストレートに切り込むもので、私は度肝を抜かれたものだった。これらを含む中短篇

                                            鴻巣友季子の文学潮流(第24回) 国際的な評価が進む村田沙耶香の集大成「世界99」のルーツを探る|好書好日
                                          • ゲームも外食も“無駄”?娯楽に罪悪感を抱く人へ伝えたいこと - 人生なんとかなる 甘口 FIREライフ

                                            「ゲームって時間の無駄じゃない?」 「そんな服、意味ある?」 「外食なんてコスパ悪いよ」 …いやいや、全部“楽しい”って理由じゃダメなんですか? 最近は何でもかんでも「タイパ(タイムパフォーマンス)」や「コスパ(コストパフォーマンス)」 …楽しむことすら効率で測られるなんて、ちょっと息苦しいと思いませんか? 僕は昔、ゲーム開発の現場にいたことがあります。 だからこそ言いたいんです。「娯楽=無駄」と決めつけるのは、ちょっともったいない。 この記事では、娯楽を“無駄”とする価値観に疑問を投げかけつつ、 罪悪感なく楽しむためのヒントを探っていきます。 この記事は5分で読めます。タイパは気にせず、気楽にどうぞ。 娯楽を“無駄”とする人の価値観 ・時間を「成果」で測る人たち ・節約思考が“正義”になる場面 ・「大人らしくあれ」という無言のプレッシャー それって本当に無駄?娯楽がもたらす3つの価値 1

                                              ゲームも外食も“無駄”?娯楽に罪悪感を抱く人へ伝えたいこと - 人生なんとかなる 甘口 FIREライフ
                                            • レアメタル貧国・日本の大復活劇の始まりか?レアメタルを使わない「ペロブスカイト太陽電池」が世界を変える

                                              レアメタル貧国・日本の大復活劇の始まりか?レアメタルを使わない「ペロブスカイト太陽電池」が世界を変える いよいよ始まる大阪・関西万博のバスターミナルでは250m超の曲面構造に設置された、ペロブスカイト太陽電池(PSC)が入場者を迎えてくれる。  僕の商社マン時代にはペロブスカイト構造のチタン酸バリウムを取引していたので懐かしい名称だ。 ペロブスカイト構造とは結晶構造の一種であり、自然界に存在する鉱物であるペロブスカイト(灰チタン石)と同じ結晶構造を持つことが名前の由来となっている。英語でペロブスカイト電池を(Perovskite Solar Cell、英略:PSC)と呼ぶので本稿ではPSCと略称を使いたい。 さて、地球温暖化や環境問題が深刻化する中、再生可能エネルギーの重要性が高まっている。特に太陽光発電は、そのクリーンさと持続可能性から注目を集めており、PSCはその中でも高効率かつ低コス

                                                レアメタル貧国・日本の大復活劇の始まりか?レアメタルを使わない「ペロブスカイト太陽電池」が世界を変える
                                              • それに比べて私は…… ジェーン・スー<第一回> - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)

                                                ジェーン・スー 1973年、東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家/コラムニスト/ラジオパーソナリティ。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」「となりの雑談」のパーソナリティとして活躍中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で第31回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『おつかれ、今日の私。』(マガジンハウス)、『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)、『へこたれてなんかいられない』(中央公論新社)などがある。 人と自分を比べてよいことはない、とよく言われます。私もそう思います。と同時に、無意識のうちに誰かと自分を比べてしまうのは自然な感情でもあると思います。完全に禁止することは、なかなか難しいでしょう。でも、やるんだよ!という話。 「人と比べるのはよくない」の意味をもう少し丁寧に考えてみまし

                                                  それに比べて私は…… ジェーン・スー<第一回> - MIMOSA MAGAZINE(ミモザマガジン)
                                                • 斎藤知事陣営の「ダーク・オペレーション」に驚愕 プロパガンダを堂々と口にするメリットはどこに | エッセイ | Book Bang -ブックバン-

                                                  フリー記者の烏賀陽弘道氏は職業柄、政府や企業のプロパガンダをウォッチする習慣があるという。 その烏賀陽氏が最近心から驚き、かつ悔しさを感じたのが、斎藤元彦兵庫県知事の選挙戦をめぐるPR会社社長の「告白」だったという。 何に驚き、何が悔しかったのか。烏賀陽氏による「プロパガンダ・リテラシーのすすめ」とは――。 烏賀陽弘道・評「斎藤知事の『ダーク・オペレーション』にはたまげた」 最近、地団駄を踏むほど悔しい思いをした。 兵庫県の斎藤元彦知事が再選を果たした昨年11月17日の選挙で、斎藤陣営のPR会社「メルチュ」の折田楓社長が、そのプロパガンダ戦略を詳細に記したブログを公開したのは同20日だった。 これまで、選挙候補者や政治家、政府のプロパガンダを請け負うPR企業の存在は、大手広告代理店やPR会社の名前が囁かれながら、往々にして実態は闇の中に隠れていた。彼らは隠密と保秘が鉄則で、クライアントとの

                                                    斎藤知事陣営の「ダーク・オペレーション」に驚愕 プロパガンダを堂々と口にするメリットはどこに | エッセイ | Book Bang -ブックバン-
                                                  • LLMを使った多言語ブログサービスを個人開発しました

                                                    はじめに:開発の背景と目的 こういった文章を書くとき、多くの人に読んでもらいたいと思います。おそらく多くの書き手も同じ気持ちでしょう。 しかし、日本語で書いた文章は、ほとんどの場合日本語圏の人にしか届きません。 これは他の言語でも同様で、情報共有において言語の壁は常に存在します。 技術記事だけでなく、日常のエッセイや考え方、文化的な視点なども言語の違いによって孤立してしまいます。もし言語を超えて互いの考えや日常に触れる機会が増えれば、人類はより相互理解を深め、国際的な友好関係を築きやすくなるのではないでしょうか。 しかし、多言語で文章を書き、記事を公開することは非常に手間がかかり、現実的ではありません。 そこで、LLMを使った自動翻訳で、記事及びコメントを自動的に多言語翻訳するブログサービス「Evame」を開発することにしました。 サービスのデモと概要 主な特徴: 記事・コメントの自動多言

                                                      LLMを使った多言語ブログサービスを個人開発しました
                                                    • 【寂しい生活】令和の今こそ読みたいエッセイ - ふたり暮らし

                                                      ふたり暮らし。令和の今こそ読みたいエッセイ。 気になる人物 何ヶ月も前から気になっていた人物がいる。稲垣えみ子さんだ。 稲垣さんのことをブログで紹介している記事を読み、興味を持ってAmazonのレビューを読んだ。代表作である「寂しい生活」は人気エッセイらしく、レビューが900以上もついている。それらをひとつずつ読み、「あー、なるほどね。悟り系ミニマリストってやつか」と納得し、レビューを読んだだけで著書も読んだ気になっていた。 私にとってのミニマリスト本は、かの有名な「ぼくたちに、もうモノは必要ない(佐々木典士著)」が最高の指南書で、そこにミニマリストの本質はすべて詰まっていると考えている。私はミニマリストしぶさんも好きなのだが、しぶさんは持ち物ひとつひとつに強いこだわりのある美意識高い系ミニマリストで、対して佐々木さんは、あるがままのモノで満たされる悟り系ミニマリストだと思っており、両者に

                                                        【寂しい生活】令和の今こそ読みたいエッセイ - ふたり暮らし
                                                      • 自称犯罪学者Vtuber「犯罪学教室のかなえ先生」に関する考察まとめ|夜空睦(旧:先山芝太郎)

                                                        ■はじめに はじめに述べておきたいことがある。 これから記述する内容は、開示されているいくらかの情報に基づいて、あくまで僕が「考察」「推測」した「意見」「論評」であることを皆さまにはしっかりと認識していただきたい。 これらの内容を「事実」であるものとし、現実世界・SNS等のインターネット空間において流布することは極力控えていただくようにお願いしたい。 その結果、誹謗中傷や名誉棄損などの罪に問われても、僕は何ら責任を負うことはないし、負うことができない。 またかなえ先生ご本人やその周辺の方々についても、この文章があくまで「意見」「論評」であることを踏まえて内容を査読いただきたい。僕がここで述べる内容は、特筆しているもの以外は「事実の適示」ではなく、「推理」「推測」、あるいは「妄想」「妄言」の類である。 なお「エマーキット」に関する問題については現在取材中であるので、動画および記事の投稿につい

                                                          自称犯罪学者Vtuber「犯罪学教室のかなえ先生」に関する考察まとめ|夜空睦(旧:先山芝太郎)
                                                        • エガちゃん不在の半額バンザイ大好評の食品ロス撲滅ブログ#シアワセ - うめじろうのええじゃないか!

                                                          本記事はアフィリエイト広告を利用しています 記事内に商品プロモーションを含む場合があります こんばんわー ここんところ・・というか昨年からなんですが・・住んでる部屋の給湯器の調子がイマイチでしてね・・・ 年明けにちょうどガス屋さんの定期点検があって、その時に状況をご相談したんです・・ どんな状況かというと・・出てくるお湯の温度が安定しないんですね・・ シャワー入ってると急にぬるくなったり・・なんだかやけに熱くね?と思ったり・・・ そしたらどうもここの物件の設備がもう20年をラクラク超えてる機材らしくて・・ いわゆる「加齢」による不調なんだとか・・(・_・;)これはもう・・給湯器自体を新しくするしかないですね・・場合によっては急に止まってしまうかも・・というお話でした それで管理会社を通じて大家さんに話が行っての事だと思いますが・・大家さんの判断で給湯器が新調される事になりました 先日その工

                                                            エガちゃん不在の半額バンザイ大好評の食品ロス撲滅ブログ#シアワセ - うめじろうのええじゃないか!
                                                          • BYDが「ドルフィン」と「ATTO 3」を値下げ 300万円を切るエントリーモデルも設定 【ニュース】 - webCG

                                                            ブランド一覧はこちらこの記事を読んだ人が他に読んだ記事試乗記ニュース画像・写真モーターショー自動車ヒストリー特集エッセイクルマ生活Q&AFrom Our StaffデイリーコラムCarScope谷口信輝の新車試乗水野和敏的視点池沢早人師の恋するニューモデル思考するドライバー山野哲也の“目”あの多田哲哉の自動車放談webCGプレミアム記事一覧webCGプレミアムプランとは日刊!名車列伝動画ギャラリープレゼントアウトビルトジャパンニューモデルSHOWCASE失敗しない中古車選びカーマニア人間国宝への道エディターから一言カーテク未来招来マッキナ あらモーダ!読んでますカー、観てますカーおすすめの動画小沢コージの勢いまかせ!!リターンズ自動車保険 トヨタレクサススバルマツダスズキダイハツホンダ日産三菱ポルシェメルセデス・ベンツアウディBMWMINIフォルクスワーゲンボルボルノープジョージャガーアル

                                                              BYDが「ドルフィン」と「ATTO 3」を値下げ 300万円を切るエントリーモデルも設定 【ニュース】 - webCG
                                                            • 麻原彰晃をいかに批評するか|杉田俊介

                                                              *以下のエッセイは2011年~12年頃(正確な日付は不明)に書いたまま放置していたもの。文章を最低限整えるにとどめ、下記にアップする。 オウムについての文献を色々と読んでみた。 たとえば一〇年以上の時間を費やしてデータベース化と研究を重ねた『情報時代のオウム真理教』(二〇一一年)は、「新しいオウム研究の基礎文献」と評判の高い一冊である。しかし、これでいいのか。実証的な研究を通して、結局は凡庸な答えに回帰しているだけではないか。すなわち「諸悪の根源は麻原の暴走だ」という話に戻っている(NHK『未解決事件』からも同じような印象を受けた)。オウムを培養したマスコミの功罪を批判はしているが、その批判が自分たちの足元に切り返されることはない。 あるいは島田裕巳『オウム なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』も、かつてオウムを宗教学者として評価した自分のことを反省はしているが、自分が蒙ったデマやバッシング

                                                                麻原彰晃をいかに批評するか|杉田俊介
                                                              • フォロワー30人、投稿1件なのに「noteの書籍化」を達成した方法|藤原華|編集者

                                                                自分の本が、近所の本屋の棚に平積みされてて感動した しかもね、すっごくうれしいことに。この本はたくさんの方に手に取ってもらうことができた。なので、作家でもないのにサインを求められることが激増!!!仕事でお会いする方に 「えー!!!先生の本、わたし持ってます!!!サインください!!」 ってサインを求められるのね。 ▼こないだもお会いした司法書士さんにサイン下さいって言われた 私さ、もともとサインなんか持ってなかったからサインデザイナーさんに作ってもらったよ。1万円ぐらいかかったかな。デザインしてもらったサインがこれ。 ▼私のサイン ▼サインを練習していた時の様子 さて、書籍って発売されるとどんな未来が待ってると思う? こんなにすごいことが続々起こったよ。 ・書籍のためだけに書いた書下ろしの原稿料で数十万円が出版社から振り込まれる ・印税が定期的に自分の銀行口座に振り込まれて、何もしなくてもど

                                                                  フォロワー30人、投稿1件なのに「noteの書籍化」を達成した方法|藤原華|編集者
                                                                • 「『言論』復活の鍵は共同体 生身で信頼を獲得すべき」東浩紀 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)

                                                                  東浩紀/批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役 この記事の写真をすべて見る 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 【写真特集】大物がズラリ!AERA表紙はこちら 4月6日に筆者が経営する会社「ゲンロン」が創業15周年を迎える。筆者は経営は全くの素人。続くわけがないと忠告された。それがいまや社員が20人近く。望外の喜びだ。 15年で言論を取り巻く環境は大きく変わった。最大の変化はネットの台頭だ。15年前はSNSや動画は傍流だった。いまでは主流だ。 逆に新聞やテレビは苦境に立たされている。広告費は2019年にネットがテレビを抜いた。いまや報道番組よりインフルエンサーのほうが言葉が届く。相次ぐスキャンダルで信用も失っている。石丸伸二氏や立花孝志氏のように、既存メディアへの不信感を利用する政治家も増えてきた。 いまの消費

                                                                    「『言論』復活の鍵は共同体 生身で信頼を獲得すべき」東浩紀 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
                                                                  • 【Part1】大貫妙子が語るシュガー・ベイブ|otonano ウェブで読める大人の音楽誌

                                                                    シュガー・ベイブで、フロントマンの山下達郎と並んでリード・ヴォーカルを取ることが多かった大貫妙子。今や、日本を代表する女性シンガーソングライターとして、国内外に多くのファンを持つ現在の彼女にとって、本格的なキャリアの幕開けとなったシュガー・ベイブでの活動期とは、どんな日々だったのだろうか。全4回にわたり、たっぷりと話を訊いていこう。 初回である今回は、バンド結成以前1970年代初頭のアマチュア時代から、フォーク・トリオ「三輪車」でのこと、山下らメンバーとの出会いに至るまで、「シュガー・ベイブ前夜」について語ってもらった。 生意気にも「え、歌上手いじゃん、何者なんだろう」って思って(笑)(大貫) ── 今日はお時間をいただきありがとうございます。全4回にわたるシュガー・ベイブをテーマにしたインタビュー記事ということで、当時のことを振り返っていただきながら、じっくりお話を伺っていければと思いま

                                                                      【Part1】大貫妙子が語るシュガー・ベイブ|otonano ウェブで読める大人の音楽誌
                                                                    • いつでも牙を研いでおきたいから(2025.3.28 朝エッセイ/石川)

                                                                      おはようございます。編集部 石川です。 フリーランスで家で働いていると運動不足になりがちなので、行ける範囲の打ち合わせはできるだけ自転車で行くようにしています。気分転換にもなるし、時間的にはなんだかんだ電車で行くのと変わらなかったりするんですよね。 それが少しずつエスカレートしてきて、このあいだは片道6キロのところまで自転車で行ってました。往復12キロ。サイクリングなら大した距離ではないです。でもこのあとすぐインタビュー仕事だと思うと、そこそこの距離です。 そんな感じで意識的に体を動かしているのですが、個人的にはこれが必要に迫られた移動であることが大事だと思ってるんですよね。運動のための運動って絶対したくないんですよ。スポーツ嫌いだから。運動に不必要にリソースを費やすのは嫌なんです。移動は仕方ないけど。 多分に漏れず僕のスポーツ嫌いは体育の授業に端を発するんですけど、ほら、大人になると体育

                                                                        いつでも牙を研いでおきたいから(2025.3.28 朝エッセイ/石川)
                                                                      • うどん聖地巡礼 - noah’s diary

                                                                        香川旅行へ飛び立つ。緊張せず空港に来た。数回乗っただけで慣れるもんですね。 うどん食べるまで時間があるので、繋ぎとしてあんバタパンを買った。新宿駅で売ってていつも気になってたんだよな。こういう楽しみがあるので、新幹線と飛行機で移動時間変わらない場合も飛行機を選ぶ方がいい。手荷物検査を終えて飲み物買ってたらぴったり搭乗時間になって、移動が上手くなったものだと思いました。 前にTwitterで見た通り、飛ぶ前の安全確認動画がポケモン仕様になっていた。可愛くてしっかり見た。機内サービスのコーヒーをもらい、あんバタパンを食べ、さて本でも読みますか…とページを捲り始めたらもう降りますよのアナウンスが流れてた。早い。 高松空港からバスでホテルまで移動。バス停が分かりやすくて嬉しい。ICカードで乗れるので切符は買わなくて良い。 丸亀製麺に喧嘩売ってるはなまるの広告が空港にある。本物だから香川にあるみたい

                                                                          うどん聖地巡礼 - noah’s diary
                                                                        • 「AGIピル」あと2年で激変するAIの進化と人類の興亡 | INODS UNVEIL

                                                                          「AGIピルを飲む」ということ 今「AGIピル」を飲んだ人たちによる以下のような急峻に変わる世界の未来シナリオが現実味を帯びつつある。 2026〜2027年までに、あらゆる人間よりも賢いAIシステムが開発され、その後1〜2年で、100万台のGPUで稼働する超知能へと進化。質的には人類全体の知性を凌駕する存在となる。 同時に、AGI/超知能を巡る東西冷戦が激化し、台湾有事や第三次世界大戦のリスクが高まる。軍拡競争の中で制御不能なAGIが生まれ、さらにオープンウェイトAGIの悪用によって世界はかつてない脆弱性を抱えることになる。 しかし、そのすべてを乗り越えた先には、不死、マインドアップロード、エネルギー問題の解決、そして多惑星間種族への飛躍が待っている。 AGI/超知能は人類を「文字通り」滅ぼすのか、それとも繁栄へと導くのか――。 このナラティブが、一部ベイエリア周辺のテクノロジー界隈を中心

                                                                            「AGIピル」あと2年で激変するAIの進化と人類の興亡 | INODS UNVEIL
                                                                          • 麺喰らう(その 1022)ラーメン - 今日も 来て しまった

                                                                            ラーメンはおいしい。 それは真理であるが、そう聞いたときに、思い浮かべるラーメンは十人十色、千差万別である。豚骨醤油の家系、ガツンとした二郎系など、主張は皆あろうけど、どれもおいしい。 あとは好みの問題、あるいは体調も関係してくる。さっぱり醤油をツルツルいきたいこともあれば、こってり味噌に七味を振りかけたいときもある。流行りはともかく、その日にベストな一杯が食べたい。 最近は外食を控えているので、あまり濃い味を食べつけない。自然派、ロハスな人生というわけではないけど、塩味に麻痺したのかもしれない。ただ、少し肌寒いとラーメンが恋しくなる。 で、そば屋さんのラーメン。いわゆる街そば屋さんはみるみる減っているけど、丼ものや定食まで取り扱うそば屋さんには間違いがない。住宅街に溶け込むこちらは、言わずもがなだろう。 ラーメン700円をどう思うかはさておき、そばがメインの店で、1日何杯も出ないだろうラ

                                                                              麺喰らう(その 1022)ラーメン - 今日も 来て しまった
                                                                            • 木下龍也の短歌が「一瞬にして人の心を奪う」理由…書店員の私が「お守り」にしている一首(纐纈 望)

                                                                              人気歌人・木下龍也さんの新刊『すごい短歌部』(講談社)が話題を集めています。 文芸誌「群像」に連載された本書は、毎月読者からの短歌を募り、木下さんが選んだ短歌の「面白さ」を分かりやすく講評するとともに、木下さん自身が短歌を作っていく過程をまるごと明かした、注目の短歌エッセイ。 本書の刊行を機に、三省堂書店神保町本店の書店員である纐纈 望(こうけつ・のぞみ)さんに、木下龍也さんの短歌のどこが「すごい!」のか、その魅力を読み解いていただきました。 カプセルトイに「短歌」を仕込んでみた私は普段から詩歌というジャンルの敷居を下げたいと思いながら、書店でできることはないか日々模索している。その世界を専門としていない“いち読者”だからこそ、詩歌の入口で迷っている人たちに寄り添える方法があるのではないかと思っている。 ある時、書店で詩歌の棚に向かう人は、もともとそのジャンルに関心のある人だけであることに

                                                                                木下龍也の短歌が「一瞬にして人の心を奪う」理由…書店員の私が「お守り」にしている一首(纐纈 望)
                                                                              • 辻仁成が「誰にも愛されていないのじゃないか」と考えて気づいたこと(辻 仁成)

                                                                                「愛されるよりも愛したい」はKinki-Kidsの大ヒット曲だが、では「愛される実感」を感じている人はどれだけいるのだろう。 世論調査会社イプソス株式会社が日本を含む世界30カ国23,765人を対象に行った、 “恋愛”に関する意識調査 がある。その結果、日本人は「恋愛や性生活」「愛されていると感じること」において、「愛されていると感じる」は56%で、調査対象30カ国の中では2年連続最下位だ。ちなみに日本を含む下位3ヵ国をのぞき、70%を超えている。 たしかに、「愛してる」という言葉を口にする習慣のある人は日本人は少ないだろう。それゆえ実感しづらいことがあるのかもしれない。だからこそ、「愛されてるな」と感じられる瞬間は、すごく貴重ともいえるのではないだろうか。 辻仁成さんの最新エッセイ『 犬と生きる 』(マガジンハウス)は、10年ふたりで暮らしてきた息子が18歳になるころ、ミニチュアダックス

                                                                                  辻仁成が「誰にも愛されていないのじゃないか」と考えて気づいたこと(辻 仁成)
                                                                                • 「僕たち」を抱きしめて さやわか論(大玉代助)|LIMiNAL/リミナル

                                                                                  ※本記事は、『応答』(コトヒキ会、2024年)所収の論考を一部加筆・修正のうえ、転載したものである。 「僕たち」を抱きしめて さやわか論大玉代助 全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく。 いつの日か、現在の私たちも、未来の誰かの古典になるのだろう。 米澤穂信『氷菓』、KADOKAWA、二〇〇一年。 はじめに 二〇二三年、二〇二四年の「現在」 今、私の手元に二〇二三年に発行された二冊の同人誌がある。同人誌なんてどうでもいい? そうではない、という話をこれからしよう。 ひとつは舞風つむじ主宰の早稲田大学負けヒロイン研究会発行『Blue Lose』Vol.3「特集:10年代」。いわゆる批評同人誌になるだろう。二〇二三年、「インターネット退屈日記」なるnoteのアカウントで発表された「学生のあいだで「批評」が人気な理由を聞いてみた(ペシミ×キュアロ対談)」という記事があった。い

                                                                                    「僕たち」を抱きしめて さやわか論(大玉代助)|LIMiNAL/リミナル