専門家は「政治資金規正法上の不記載に問われる可能性も」 河野太郎ワクチン担当大臣(58)の後援会が開催している「バス旅行」の収支が、約10年間にわたって政治資金収支報告書に記載されていないことが分かった。識者は、政治資金規正法違反の疑いを指摘する――。 *** 【写真】参加者のSNSに記された旅行の様子 問題のバス旅行は、コロナで中止となった昨年を除き、ほぼ毎年1度のペースで開催されていた。後援会関係者らが200名ほど集まり、関東近郊に日帰り旅行に出かけるというもので、参加費は1万円前後。1回で200万円前後のイベントということになる。 この旅行の特徴は、河野大臣やその妻、事務所が総出で関わることだ。河野事務所の秘書が「世話役」としてバスに同乗し、 「行く先が都内の場合は、国会や霞が関に寄る。で、太郎さんが出てきて、挨拶をするんです」(バス旅行の参加経験者) サービスエリアなどで河野大臣の