忠犬Dr@ポイ活投資家 @chukenDr 最近知ったんだけど、文科省の「一家に1枚シリーズ」がやばい。これは地学、生物学、宇宙など多くのテーマが一枚ずつまとめられた科学ポスターなんだけど、科学に触れる機会を増やすために、実は無料で公開されています。このクオリティで誰でもダウンロードし放題なのは本当凄い。全家庭に届けぇ…。 pic.twitter.com/pfwOXBrjg3 2023-09-27 17:47:36
「電気の配線がごちゃごちゃになってるよ」 そう。 そんなことは、言われなくてもわかっている。 気づいたらいつの間にか、ケーブルはお互いに絡みに絡んでごっちゃごちゃになっている。 別に絡ませたいわけでもなく、絡ませるよう努力したわけでもなく、誰かが触ったわけでもないのに・・・。 小売チェーン店で働いていたときには、「スパイラルチューブ」なるものを使って複数の配線をまとめなさいと上司から指示を受けては、最寄りの百均なんかに買いに走った。 でも、このスパイラルチューブというのが曲者で、グルグルとコードに対して巻けば確かに綺麗にまとまるのだけど、まあとにかく1m巻くのにも時間がかかる。 おまけに、途中で配線を増やすとか、途中で枝分かれさせようとか、綺麗にしようとしだせば・・・もう思い出しただけでもうんざりするくらい手間がかかる。 でも、配線あるところそんな悩みはどこまでも付いてくる。 お店で家電の
本をよく積みます。よく読むではなく、ともかく積んでいます。 俺たちの本積むスピードには誰も追いつけない(読んでない本、まだまだあるのにまた本を買ってしまう) pic.twitter.com/RxrHrRl8KX — フジイユウジ (@fujii_yuji) 2021年12月17日 毎週土曜の朝から積読を強制的に消化する会というのをオンラインでやってまして、「誰か来るだろうから起きて読まなくては……」と強制力が働くことで本を少しずつ読むことができています。参加者のみなさん本当にありがとう。 時期によって人が増えたり減ったりして、ここ最近は数人しかいない状態なので新規参加者を募集しております。誰でも参加できるので参加してみたい方は連絡くださいな。 というわけで、今日は読んでよかった本をまとめて紹介していきたいと思います(今年じゃないのもちょっとあり)。 まとめてみたらニンゲン的な原理や不合理と
ルックプラス バスタブクレンジング「こすらず落ちる」バスタブクレンジング。 一生手放さないと誓う。噴きかけて1分置いて流すだけで浴槽がピカピカ。仕上がりはキュッキュッと鳴る。最初は週1で手でも掃除してたけど必要無かった。普段使わないスポンジで洗う方が汚いと思うくらい風呂が綺麗。スポンジを捨てた。 追記落ちない、すぐ無くなるのコメント多数。浴槽との相性がある。家は築3年、まだコーティングされてる可能性もあり相性が良いのかも。風呂入ってすぐ流してる。シャワーはお湯でジェットにしてよく流してる。ちなシャワーヘッドはサイエンス ウルトラファインミスト ミラブル。これも最高。 あと確かにコスパは悪い。毎日使って3週間で無くなる。多少高くても洗いたくない、時短したい人向け。 スコッティファイン 洗って使えるペーパータオル洗って使えるキッチンタオル。 5回は余裕で洗えて非常に優秀。破れるより前に汚れて捨
1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:”Campusノート”のふつうに想いを馳せる > 個人サイト Note それがこの系譜図なのだが、とてもくわしい。アーティストやジャンルごとの関係性がよくわかる 隣のページ。これが教科書に出てきたら驚いてしまう お話をうかがった教育芸術社取締役第二編集部長の呉羽弘人さん。この教科書の編集に携わった方である 保護者が喜ぶ教科書 谷頭:このロックの系譜図、すごいですよね。教科書のイメージとぜんぜん違います。 呉羽:現場の先生から、休み時間に読んでる生徒を見かけると聞きました。ロックってやはり生徒の心を掴むんだな、と思って印象的でした。 林:休み時間に読むなんてあんまりないですよね
今回については「旧日本軍」を学ぶための本を5冊紹介しようと思います。私は日本軍の兵器や軍服ではなく、組織論や生活史などが好きなため、あまり軍事に知識のないビジネスマンや学生でも読みやすいと思います。旧日本軍を学ぶことは現代の日本組織を知るためにも有用なので、ぜひ手に取ってみてください。 紹介アイテム失敗の本質(戸部良一 他共著)日本軍と日本兵 米軍報告書は語る(一ノ瀬俊也)一下級将校の見た帝国陸軍(山本七平)総員玉砕せよ!(水木しげる)静かなノモンハン(伊藤桂一) 失敗の本質(戸部良一 他共著) まず最初に「失敗の本質」を紹介します。こちらの本はノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦という大東亜戦争における6つの作戦の失敗の原因を掘り下げ、「日本軍の敗因の組織論的考察」から「日本企業・日本の組織が陥りがちな点」を考察しています。 人間関係の
生きている間は手元にあってほしいけれど、死んだら自分と一緒に消滅してほしい。そんな都合のいい仕組みを簡単に作れるWindows用のフリーソフトがある。「死後の世界」だ。 特定のデータを時限装置で消去できる あらかじめ登録したドライブやフォルダー、ファイルなどを時限で消去するのが主な機能となる。消去するタイミングは年月日指定と、最終起動日からの期間指定が選べる。 年始を消去する日に指定して、毎年の大みそかに設定を更新するといった付き合い方もできるし、「30日間起動しなかったら自分に何かがあったとき」などと心に決めて期間指定で付き合い続けるのも有効だろう。生死とは無関係に、経理書類を数年間保管した後に自動で消去するといった使い方も便利そうだ。 拡張機能として、消去実行時にメッセージを表示する機能も備えている。家族が遺品整理の段階でPCを開いたとき、「このメッセージが表示されたとき、私は生きては
こんにちは。「無駄づくり」と称し、無駄なものを作ってインターネットで発表している藤原麻里菜です。 わたしは、「オンライン飲み会脱出マシーン」や「Twitterで『バーベキュー』とつぶやかれるとわら人形に五寸釘が打ち付けられるマシーン」など、自分だけが必要なニッチな発明品を作っては一人でニヤニヤする活動をしています。 無駄づくり「オンライン飲み会緊急脱出マシーン」より 無駄づくり「呪いの藁人形デバイス」より いや、わたしのことなんてどうでもいいんです。これを見てください。 こちらは、わたしの作った工作ではありません。「世界を変えるのではないか」と震えながら購入した「まかせ亭」という製品です。ここでみなさんにクイズです。 クイズ 「まかせ亭」は「自分の代わりに何かを作ってくれるマシーン」ですが、一体何を作ってくれるものだと思いますか? 「コーヒー」とか「炭酸水」とか「パン」とか、そんな声が聞こ
給料はあなたの価値なのか――賃金と経済にまつわる神話を解く 作者:ジェイク・ローゼンフェルドみすず書房Amazon自分が毎月いくらもらえるのかは、日本・世界経済がどうこうよりもよほど重要な目先のテーマである。だが、それ=給料はどうやって決定されているのか。真っ先に思いつくのは職種や立場だろう。大企業のCEOがマクドナルドのバイトよりも稼げるのは間違いない。介護職の大半よりプログラマの方が稼いでいるだろう。そうした立場・職種に加え、個人の成果でも給料は変化する、すべきだと信じられている。 しかし、それはどこまで本当か? 個人の成果はどれほど給料に関係しているのか? 介護職が重要不可欠で需要もあるのに賃金が上がらないのはなぜなのか? 1960年代にアメリカの一般的な経営トップは一般労働者の20倍稼いでいたのが、21世紀に入ると224倍から271倍も稼ぐようになったのはなぜなのか? それは本当に
荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書) 作者:伊藤俊一 中央公論新社 Amazon 学問とは本来面白いもの、ということがこの本を読むとよくわかる。本書『荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで』は、荘園という一見地味で硬いテーマを扱っているが、その中身はといえば古代から中世末期にいたるまでのダイナミックな社会変動、土地制度にまつわる有名無名の人々の営みである。なにしろこの時代、人口の大部分は農民であり、荘園は農民の生活と労働の場であるから、荘園を知ることは中世社会そのものを知ることにもなる。荘園という覗き窓からみえてくる中世社会は、こちらの想像以上に活力と刺激に満ちている。これが面白くないはずがない。 荘園の実態は時代によって異なるが、第二章を読むと、摂関期における荘園は、江戸時代の農村とは異世界といえるほど違っていたことがわかる。天災が頻発し、古代社会の秩序が破壊されるなか、台頭
宇宙の春 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:ケン リュウ発売日: 2021/03/17メディア: Kindle版本作『宇宙の春』は、中国と米国、作家と翻訳家を股にかけて活躍する作家ケン・リュウの日本オリジナル短篇集第四弾である。独立した話の短篇集なので、もちろん本書から読んでも問題ない。第二弾、第三弾の短篇集が分厚かったことの反動か、今回は300p全10編とコンパクトになったが、その分シンプルに質の高い作品が揃っている。第一〜から第四冊までを並べた時に、第一と並ぶぐらい好きな巻となった。 作品の発表年としては2011〜20年のものが揃っている。全体をざっくり紹介しておくと、詩的に宇宙の壮大なスケールを歌い上げるような作品もあれば(「宇宙の春」)、未来のシミュレーションを行うSFプロトタイピング的な作品あり(「充実した時間」)、731部隊を「過去に起こったことを一度だけ実体験できる」特
高校世界史深掘りシリーズ。一般にフランクリン=ローズヴェルト政権がとったニューディール(政策)はアメリカ経済を回復させ,世界恐慌からの回復を実現したというイメージを持たれていると思われる。実際にはアメリカは1937年の秋頃に再度不況に突入し,1938年には二番底を経験している。ニューディールは議会と司法の抵抗により当初の想定よりも小規模でしか実現されず,十分な効果を発揮することができなかった。司法の抵抗としてはNIRAの違憲判決が有名であろう。議会は共和党はもちろん,民主党も南部の保守派が強く抵抗した。ちょうど民主党がリベラル旋回の途上にあって,伝統的な民主党の党員と亀裂が生じていた時期と重なっていたというのは見過ごされがちであるかもしれない。結局,アメリカが世界恐慌からの完全な脱却に成功したのは第二次世界大戦による軍需拡大の貢献が大きい。 しかし,ではニューディールの歴史的意義が過大評価
Sponsored by パナソニック こんにちは。てらいです。 今回は、パナソニックとはてなブログによるキャンペーンのお題「#わたしの推し米」に参加する形として、お米にまつわるハートフル記事を書きたいと思います。 まずは私の推し米から! 手軽さも味も文句なし!あきたこまち無洗米! 米!KOME!こめ〜!!!米が大好きィ〜〜〜〜!!!! でも研ぐ作業は全然好きじゃない〜♫そんな私達夫婦です。 毎日米研ぐのマジめんどいなやってられないなと思っていたんですが、ある日、夫がこんなことを言いました。 確かに縛られていたかもしれない。 結婚する28歳まで米を研ぎまくって生きてきたわけだし!小学生の頃にずっとやっていたお手伝いといえば「炊飯器で米を炊く」だったし! でも、米の研ぎ方は正解がわからなくて難しいと思っていたので、「無洗米を買う」という提案に光の速さで飛びつきました。 そして夫が「これ良さそ
若い頃、会社の先輩が「日本経済新聞をスミからスミまで読め」と言っていたのを鵜呑みにして、何年も実践したことがありますが……、よく分からなかった。 たとえば、ある日の第1面に「円安は日本経済にダメージを与える」とあって、何ページかめくると、「この円安は奇貨となる」と書いてある。「どっちやねん」と投げ捨てたことを覚えています。 今なら、円高にも円安にもメリット/デメリットがあることが理解でき、くだんの記事は、「ピンチをチャンスに」という意味あいで書かれたものだと汲み取ってあげることはできる。でもどこかに無理があるように思える。 読書猿:今回の経済学対談では、私なりの悪口を言いながら(笑)Dainさんに経済学と和解してもらいたいなと思っています。そもそもですが、経済学が嫌われる理由の根本は、この学問が実は「倫理学」を出自とするところにあるのではないか、と思うんですよね。 Dain:出自が倫理学。
発売初年度に100万本売れればヒット商品と言われる筆記具市場で500万本を売り上げた商品がある。ゼブラが販売するボールペン「ブレン」(税込165円)だ。 2018年12月に単色ボールペンとして発売し、初年度で500万本を突破。20年3月には3色ボールペン「ブレン3C」(440円)を発売し、2年でシリーズ累計販売本数1000万本を突破した。 ブレンは独自開発の機構を採用し、紙とペン先が接触することで発生していた振動(ブレ)を制御。「ストレスフリーな書き心地」として展開している。同社の研究開発本部 商品開発部 樺島夕紀子氏は「油性ボールペンの代表格となる商品を発売したかった」と開発の経緯を話す。 同社のヒット商品と言えば、油性マーカー「マッキー」や耐水性に優れた水性顔料を使用したジェルボールペンの「サラサクリップ」などが有名だ。しかし油性ボールペンはここ数年、主力商品といえるブランドが存在して
【魯肉飯(ルーローファン)を作ってみました(1)最初の試作】 - 黒色中国BLOG この連投の冒頭にあるレシピで作ってみた第1回目の記録です。誰にでもカンタンに真似できるように、各手順ごとの写真と、自分でやってみてわかった「コツ」などをまとめております(^^)https://t.co/ZXvDJNvF4x— 黒色中国😷 (@bci_) 2021年1月21日 ▲初めて作った魯肉飯は、それなりに「見栄え」は良かったのですが、 味が濃すぎるけど基本醤油だけで単調な味だった。 食感も単調だった(肉と揚げ玉ねぎ)。 肉はカタマリで買うと高い。 …という反省を踏まえて、第2回では、かなりアレンジすることにしました。 スライス肉でコストダウン ▲まず、前回の反省点の第一は「肉」。もっと安い肉でもいいんじゃね?と思いまして、豚バラのスライスを買ってきました。 結局、肉塊を切って煮込めばかなり小さくなるの
Twitterでハッシュタグ #GoTo読書の都道府県別の読んだ本紹介やっている方を見かけて、自分もやってみたいと思い、あまり深く考えずに読んだ本の中からということで勢いでざっとリストを作ってみました。 読んだことある本の舞台で47都道府県埋まらないか試しに作ってみたけど、いくつか埋まらないところがあるし、苦しいところもある…真剣に考えればいくつかシリーズの巻のどこかでというのもあるのかもしれないですが(苦笑)#GOTO読書 pic.twitter.com/2Bn8NPPQMq — よっち (@yocchi_reading) 2021年2月14日 GoTo 読書作品リスト そこから、今更ながらに未来屋書店 石巻店のTwitter担当者によって考案された企画だということを知り、いそいそと公式リストを確認して、こっちの方がいいなと思う作品があったら入れ替えたり、思い出した作品を入れたりでいろい
悪について誰もが知るべき10の事実 作者: ジュリア・ショウ,服部由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/09/12メディア: 単行本この商品を含むブログを見る正義は人の数だけあるというが、悪についても同じことが言えるだろう。肉を食べるというだけで悪認定されることもあるだろうし、婚外子であるというだけで悪とされることもあるだろう。悪が何か、というのは結局のところ文化によって決定される。 本書はそうした「悪とは何なのか」に踏み込もうとする本であったり、悪について包括的に考えようとする本ではなく(そんなことを始めたら一冊では終わらないだろう)、「悪」とされた人、レイプ犯や殺人犯、人に対して攻撃的な言動をとる人間らを神経科学や脳科学、社会実験の数々を通してばらばらに分解し、「悪を理解しようとする」一冊である。「理解する」といっても注意しておきたいのは、これは悪の原因を脳内の構造や神経学
『私は本屋が好きでした あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏』については発売前から楽しみにしていた1冊でした。 永江朗さんは出版関係者が一度は記事や本を目にしている出版関連の著名なライターのひとりですし、私は版元の太郎次郎社エディタスさんとも親しくしています。 まず私もレイシズムの流れには抗するべきだと考えています。 そして永江さん・版元にも同様の気持ちをもってこの本を出されたことは大事なこととして受け止めています。 ただ、この本を実際に読み、いくつかの違和感を感じました。特に下記の1点「ヘイト本とポルノは違う」は看過しがたいものとして受け止めています。 はじめに、私はポルノ=悪、排除すべきものと思っておりません。 下記は「差別Aを差別Bと優劣をつけてはいけない」という指摘です。 また、なぜそのことを先に書くか、というと、本稿は公開前に何名かの方に見て頂いたのですが(最終文責は私にあ
鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 ほとばしる情念の魅力と危険を熟知しつつ、テロを防ぐ「対話の効用」をあえて選んだ 石川智也 朝日新聞記者 右派を代表する論客として知られた鈴木邦男(本稿では敬称を略させていただく)の訃報が流れたのは1月27日だった。 以来1週間、その死を惜しむ声は左派護憲リベラルからばかり挙がり、右翼から届く声は、控えめに言っても冷ややかなものが多かった。 「脱右翼」したリベラル言論人? 右派にありがちな「言論より行動」を否定し、テロを支持しない姿勢を鮮明にしていた。表現の自由を訴え、「愛国心の強制はいけない」と教育基本法改正に反対し、「自由のない自主憲法より自由のある占領憲法を」と言い続け、呼ばれるのはいつも護憲派の集会……。 朝日新聞や週刊金曜日にも、好々爺然とした表情の写真とともに自由主義擁護のご意見番として度々登場した
21世紀の啓蒙 上:理性、科学、ヒューマニズム、進歩 作者:スティーブン・ピンカー 草思社 Amazon 原著が出たあとに寄せられた反論に対してピンカーが行なった再反論を紹介したり*1、現代ビジネスの記事でピンカーについて書いたりしたけれど*2、『21世紀の啓蒙』を通して読むのは今回がはじめて。……とはいえ、前著『暴力の人類史』に比べると、読み物としての面白さは数段劣ると言わざるをえない内容だ。 『21世紀の啓蒙』にせよ『暴力の人類史』にせよ、核となる主張は「人類は進歩してきて、世界はどんどん平和になってきた」というものであるが、『暴力の人類史』ではこの主張を説得的に「論証」するためにかなりの努力がなされており、ノルベルト・エリアスの『文明化の過程』を引用している部分や「道徳的フリン効果」についての議論をはじめとして、印象に残る箇所が多々あった。読者たちの常識に反する主張を伝えるためには、
紙製のハンドルは組み立て式で、紙に描かれた番号の順に折るとカミソリの形になる。刃の保護シールを外し、それを柄に巻きつけてヘッドを固定する仕組みだ。 紙スプーンや牛乳パックから着想を得たという紙カミソリは耐水性に優れ、水やお湯(約40℃まで)に濡れても使用できる。組み立て前なら厚さは3.1mmと薄く携帯性も高い。重量は1本約4g。 刃には金属製の3枚刃を採用した。「単にプラスチックを紙に置き換えるのではなく、プラスチック製のカミソリと遜色ないハンドルの持ちやすさや、切れ味にこだわって設計した」としている。 関連記事 お風呂専用マスク、ニフティ子会社が製作 温浴施設で1万枚を配布 温泉情報サイト「ニフティ温泉」を運営するニフティライフスタイルがお風呂専用マスクを製作。提携する10カ所の温浴施設で利用者に配布する。 「ミロ」出荷再開、ネスレが発表 オンラインショップでは1日から ネスレ日本は3月
6月9 中北浩爾『日本共産党』(中公新書) 8点 カテゴリ:政治・経済8点 『自民党―「一強」の実像』(中公新書)や『自公政権とは何か』(ちくま新書)などの著者が今回挑むのは日本共産党。野党共闘の鍵となる存在でありながら、外側からはその内実がよくわからない日本共産党について、その歴史を紐解きながら実像に迫っていきます。 『自民党―「一強」の実像』や『自公政権とは何か』では、基本的に現在の意思決定や選挙対策などをとり上げて分析していましたが、今回の『日本共産党』の記述のメインとなるのはその歴史です。 これは日本共産党が現存する政党の中で最も古い歴史を持ち、その政策や意思決定の過程がかなりの部分、過去の積み重ねによって規定されているからです。 そのため、本書は本文だけで400ページ以上あり、なおかつソ連が崩壊するまでの記述で300ページ近くあります。そのため、個人的には面白く読めましたが、前半
思想家として活躍し、世界中に大きな影響を及ぼしたミシェル・フーコー。 彼はある時期以降、「競争」や「新自由主義」について深く考えたことで知られる。じつはその思想は、現代日本の状況について考えるさいにも役に立つ。 『今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方』を上梓した天理大学准教授の箱田徹氏が解説する(本記事は、同書の一部を編集したものです)。 「競争」が真理になる 市場での競争は放置しても決してひとりでには成立しない。完全競争が可能になるような経済秩序を実現するためには「社会の構造に、また深いところに」介入しなければならない。競争という一種の「秩序」を成立させ、経済成長を実現させてこそ、社会の自由は確保される。 新自由主義型の統治性はこのように考える。自由は元から自然にあって尊重されるべきものではなく、介入によって生産されるべきものなのである。このとき競争という概
政治哲学入門 作者:ジョナサン ウルフ 晃洋書房 Amazon 原書は1996年(最近に第4版が出版されているが)、邦訳も2000年。なんのフックもないタイトルに地味な装丁といかにも売れそうにないタイプの本だが、その中身はというと、わたしがいままで読んだ政治哲学入門のなかでも傑出した出来栄えだ*1。 「自然状態」とはどのようなものであるかというところから始まって、国家の正当化や民主主義の正当化、自由や財産の配分についてどう考えるか、個人主義に対する共同体主義的・フェミニズム的な批判と、政治哲学のトピックが幅広く扱われている。功利主義やリベラリズムといった理論ごとに章立てされているのでもなければ、思想家を時系列に紹介していくのでもなくて、章ごとの問題を扱いながら(西洋の)主要な哲学者たちの政治思想を提示していく、というところがミソ。 また、第一章で「(アナーキズム的な見解を除けば)自然状態は
spectrum.ieee.org 人工知能(AI)が人間のような知能を獲得し、やがて悪の支配者となり、人類を滅亡させんとするのが SF 映画でおなじみの筋立てだが、実は我々を殺すのに AI が知覚を獲得する必要なんてなくて、そんなものなしで人間を絶滅させるシナリオは他にもありますよというわけで、この IEEE Spectrum の記事は、AI の専門家へのインタビューを通じて、映画よりももっと現実的な AI がもたらす最悪のシナリオを6つ挙げている。 まず一つ目は「フィクションが現実を規定する場合」で、これは何が本当で何がフェイクか見分けられなくなった状況を指す。つまりは、画像、映像、音声、テキストのディープフェイクの台頭により、国家安全保障の意思決定が偽情報に基づいて行われてしまい、最悪戦争に至るというもの。ディープフェイクによる偽情報の物量作戦が可能になれば、情報というものへの我々の
ダイズライスは、大豆粉と大豆たんぱくを主原料にした食品。ほんのりとした大豆の甘みと歯ごたえがあり、お米のように食べられるが、お米より高タンパクで低カロリーという。 試作したのは、味付けなしのプレーンと、味付け済みの黒ごまいなり、梅いなり(各いなりの油揚げも大豆食品)、ガパオライス風、トムヤムライス風の5種類。すべて冷凍食品だ。CAMPFIREでは、3000円支援すると7食入りセットが、5400円支援すると14食入りセットが、3月以降に届く(価格は税込み・送料込み)。 大豆ライスは、「新大豆食品」をテーマにした開発プロジェクトから生まれた。高タンパク質食品が注目される中、「お米のように自由な食べ方ができ、おいしく、たくさん食べても罪悪感がない商品」をテーマに開発してきたという。 同社は「主食革命」を掲げており、新商品を第1弾としたブランド「Beansus」(ビーナス)も立ち上げた。「Bean
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