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今年の「かわいい」
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X/Twitterで、打ち合わせすることが決まった相手に「日程調整ツールURLから調整お願いできますかと言うのはダメだ、危機感が足りない」という煽りツイートを見かけたので、「僕は気にしないけど」と言ったら、さまざまな角度から反応が返ってきて驚いた。*1 僕としては「こんなくだらんことで危機感とか言って煽るなよ」くらいに思って、気軽に書いたものだったが、何人かのひとたちから「こんなメール送ってくるやつとは会うのをやめるし取引は絶対にしない」とまで言われて驚いたのですね。 どうも日程調整というものはヒトの心の柔らかい何かに触れてしまう話題であるようです。 日程調整の方法とかどうでもいいことで消耗してないで、サクッと日程調整することで双方の負担を下げた方が合理的であるとは思ってはいるのだけれど「強くイヤだという人が現実に存在するのだから、その気持ちを無視するのは合理的ではない」と考えて、見かけた
能登半島地震で被災されたすべての方にお見舞い申し上げます。また対応に当たられているすべての方を心よりリスペクトします。 とりあえず、ぼくに今すぐできることが献血くらいしかなかったので、初詣のついでに献血をしてきました。限定グッズの干支のぬいぐるみをもらった。かわいい。 (献血も被災地支援になるかどうかはわからないが、まあ何かの役には立つだろう。被災地支援や募金・義援金はもう少し情報が出てから頑張りたいと思う。) ところで2024年になった。なりました。 いつも年が明けると、僕の視界に入るインターネット経由の情報の潮目が変わるなと思っている。 年末までは、振り返りブログやツイートが多く、とても学びがあるが、年が明けると「やるぞ」みたいな気持ちの話にスイッチされる。 あくまで個人的な感覚だが「ここからやるぞ」というときほど、過去から学んで「おお、今年はこれを頑張ろう」となる方が好きなので、年始
これまでを振り返るってめちゃめちゃ事業とかチームにとって有益ですよね。 最近のナウなヤングがレトロスペクティブって言ってるやつ。 振り返り(レトロスペクティブ)はとても良い。 方法として一番有名なのは、KPTですね。 ぶっちゃけYWTでも他のでもなんでもいいけど、振り返りはいい。 ネットに既に1000くらいはやり方を書いた記事がありそうだから、ここでは書きません。むずかしくないよ。 やってる人はわかるだろうし、やったことない人は「それで、そんなに変わるか?」って思うだろうけど、良い振り返りをすることはチームの学習スピードを加速し、次にやることへの推進力になる。マジでいい。 もう振り返りなんて当たり前になっているので、いまさら感があるが良い点を書いてみる。 状況把握と整理が日常的かつ自然にできる。 がんばらなくても自然にチームメンバーに情報が広まる。 やるべきことが発見され、素早く取り組める
先日、ぼくが編集長をしているAgendというメディアで、HRスペシャリストの林真理子さんとお話した記事を公開した。 これからのライフプランと仕事について悩んでる若手向けとしても、そういった若手をサポートしなくてはならないマネジメント向けとしても良い記事になったんじゃないかなーと思っている。林さんありがとうありがとう。 agend.jp 色々な感想をもらったのだけれど、「林さんめちゃいい。理論に余白があってとてもいい」と、とあるSNSでもらった感想がうれしかった。 林さんの考え方や、伝えたいこと、人の良さが伝わって、編集長としてはうれしい気持ちになる。この記事を読んで「理論に余白がある」と受け取れるのはその読者に読み解く力があるからだろうけど。 一方この記事が出たあとに、お話をした林さんご自身が個人ブログで『「普通すぎる」とか「凡庸すぎる」とかで終わっちゃうんじゃないか』と心配したと書いてい
Agend の編集長として色々な人の話を聞きにいっている。 そこで教えてもらったことなどから最近よく考えているのがタイトルに書いたようなことだ。 どうマネジメントするかが話題になりがちだけど、企業が「どうマネジメント支援をするか」が大事になっていく気がするよ。 マネージャーという個人がどうマネジメントするかではなく、これからは企業が「どうマネジメント支援をするか」が大事になっていくんだと思うし、それができない企業はチームの力を発揮させられなくなっていくのかもしれない。 研修とかも支援のひとつかもしれないけど、それはマネージャー個人が持つ「マネジメントスキル」を得る・個人のレベルを上げる取り組みでしかなくて、ここでいう組織としてのマネジメント支援とは少し違うようと思っている(不要という話ではない)。 ここでいうマネジメント支援は、「組織がマネージャーにマネジメントするためのツールをつくって渡
以前、読んで良かった本をまとめたエントリを書いたのだけど、良い本を紹介できたので、自分でも気に入っている記事だ。 fujii-yuji.net 今年も「積読を強制的に消化する会」というDiscordで続けている。 決まった曜日と時間に読む本を宣言するだけなんだけど、他のメンバーがいるというだけで少しは本が読める。というか、この集まりがないと読めない(この時間以外には本を開いてすらいない)。 と、いうわけで今年も読んだ本を書いていこうと思う。 熟達論 ―人はいつまでも学び、成長できる― 今年読んだ本でナンバーワンに良かった。 400mハードル日本記録保持者で、オリンピックにも3回出ている陸上競技者の為末 大さんの本。 よく"守破離"という言葉を使うが、守破離は本当に熟達のステップになっているのか? さらにそれを解像度を上げて「熟達はなぜ起きるのか?システムとして捉えられるのか?」を深掘りして
ほとんどの事業課題はチームコミュニケーションでクリアできる。 より正確に言えば、ほとんどの事業課題はチームコミュニケーションがダメだとクリアできない。 クリティカルな課題を発見もできなければ、それを解くべき人に必要な情報が届かない。打ち手を最短距離で実行することもできなくなる。 今年の振り返りとして、「仕事でのチームコミュニケーション」をテーマにしたWebメディア Agend(アジェンド) について書く。 今更だけど考えてみたらこのブログに Agend のことを書いていなかった。 この個人ブログでも職場のチームコミュニケーションについてよく書いているのだけど、今年の3月にそれをテーマにしたWebメディアをローンチしました。 ライターのはやぶさ氏のおかげでローンチできて、いまも記事を新しく出せているので、心から感謝したい。 agend.jp 新人もベテランも経営者も、ほとんどの人たちは情報共
ちゃんと裏取りされたニュースや丁寧につくられたインターネットコンテンツが読める時代の終わりが来るかもしれない。 正直、もう手遅れだとは思うけど、いまからでも「えっこんなことになっていたの」と思って動く人がいれば少しは何かが起きるかもしれないので書く。 ■すべてがわかる要約 NHKと総務省「震災やコロナで、ラジオとテレビだけじゃダメとわかった。国民に必要な情報を届けるにはWebやアプリやSNS、様々な経路をもつ公共メディアが必要なんや」 新聞各社「NHKは放送だけやれや!! ネットの特集とか気合入れたコンテンツやめろ!!!!」 総務省「それもそやな。NHKくん、ネット情報はテレビラジオ関連だけにしてもろて」 NHK「……日本に必要な取り組みだけど、逆らえないよ(´・ω・`)」 ぼく「まさか現代でメディアのネット活動を制限するわけない………えっ本当に制限するの!?!?インターネットがゴミ情報だ
よく新入社員や若手に教えるときには「教えたことを聞くな」と言わずに「何度でも同じこと聞いていいよ」というスタンスで接すると、上手くいくという話がある。 本当にそうだと思うし、新人相手ではなく偉いひとが相手だろうと、ベテランが相手だろうと同じだと思う。 これが上手くできている人は、同じことを聞かれてもまるで初めて聞かれたかのような受け答えをしているように見える。すごい。 逆に、この振る舞いがまだ身についていない人は、同じことを聞かれたときにニコニコしながら再度伝えることはできるのだが、説明の頭につけなくてもいい「以前も教えたんだけど~」みたいな言葉をついつい付けてしまっているように思う。僕のことである。 前に教えたことでも、何度でも質問を受付るべしと理性で考えて行動することはできているのだが、本人も気がついていないような無意識で「前にも言ったんですが◯◯というのは…」という言葉を付けてしゃべ
最近、高いユーザー価値があると確信できるプロダクトに関わっているので、カスタマーサクセスとはどうあるべきなんだろうなと考えることがあった。 それについて雑に書く。なお、雑に思考を撒き散らしているブログなのでカスタマーサクセスガチ勢からの本気ツッコミはご容赦いただきたい。 カスタマーサクセスはサービス利用ユーザーを成功させることなので、能動的にユーザーが成功するブロッカーを取り除く機能(をもった人または取り組み)のことだ。 (成功してもらうことでアップセル/クロスセルを売るとかLTVを上げること、という成果・営業っぽい定義の場合もあるみたいだけど、この記事ではセールス要素なしの定義として書いています) プロダクト価値は高いんだけども、ユーザーに対して価値を発揮するには何か課題(ブロッカー)があって、それをどうにかしないと価値が発揮されないというのはよくある状況だと思う。価値の発動条件があると
あまり考えがまとまっていないことを雑に書く。 生きていると、思った通りにいかないことや思い通りにならなそうなことというのは沢山ある。沢山あるというか、世のほとんどのことは思い通りになんかならない。 つまり、思った通りにいかない方が普通だと思う。 でも、自分の人生や自分の行動は"思った通りにならなくてはいけない"と考えている人が多いみたいなんで、それだと生きてて大変なんじゃないかなあと思ったりするわけです。 ここまで読んで「え、思った通りにいく方が良いに決まってるじゃん」って思った人もいるでしょうが、そういう話ではなく。 僕が言いたいのは、思った通りにいかないことの方が普通なのに「思った通りにいかないことは、悪いこと」と考えている人が沢山いて、思った通りにいかない度になぜ自分の人生は思い通りにならないのだと(どうにもならないことを)悩み、ストレスを感じるてしまうのって、生きづらいよねって話な
日記みたいなことを書きます。ほぼ日記ですので読んで得られるものはないタイプの記事です。そういうつもりで読んでくれ。 今日はやたら相談に関わることが多い日だったんですよ。何人かのひとから相談をされて、壁打ちみたいなことをして。 畏れ多いことに業界の大先輩から話を聞いて欲しいと言われてみたり、若い人の相談に何人かのってみたり。 僕はなにかの専門家でもないし、特殊スキルを持っているわけでもないので、相談に対して適切な回答をできるのか怪しい。自分で言うのも何だけれど相談相手として適切かかなり怪しい。 なので、相談にのると言っても答えを提供することはできなくて話を聞くだけ、いわゆる壁打ちみたいになります。というか、それしかできない。 でも、今日は相談を聞いたうちの何人かに「自分にない考え方を教えてもらえた」と感謝されたのですね。ふんふんと話を聞いてただけで何かを教えたりしていないのに感謝をされてしま
若いころ、上司に僕の担当業務の目標設定をしろと言われても「いくらでもいいですよ」と答えていた。若かったので。 いくらでもいいというのは「どんなに高い目標でも達成するぜ」という意味ではなくて「設定される目標が1000万円だろうと5000万円だろうと、行動量で◯◯を達成というものであろうと、自分は全力で仕事をするのでやることは何も変わらないから」という意味だった。 つまり、目標があってもなくても頑張るので、目標が高いからもっと頑張るなんてことはなくて無意味だ、と思っていたのだ。若かったので。 上司は僕が頑張って仕事してるのを分かってくれている良い上司だったので、とても困った顔をして「それはわかるけどさ…」と言っていた。若さ故に迷惑をかけてしまった。 でも、僕は自分のことしか見えてない発言してたんだな、と今なら思う。 上司とコミュニケーションができてないだけだった。 自分は確かに全力出しているの
今日、文化庁は生成AIと著作権保護についてのガイドラインとなる素案を提示しました。(2023/12/20時点。その後の状況については追記をお読みください。) 生成AIでなにが合法でどんなとき違法になるべきか、クリエイターや開発者、ビジネス系のひとなどが議論していますが、多くの生成AI周辺にいる人たち全員に関係あるガイドラインがいままさに検討されているわけです。 朝日新聞ではこう報じています。 文化庁は20日、文化審議会著作権分科会の法制度小委員会に、生成AI(人工知能)によるコンテンツの無断学習は、著作権法で著作権者の許諾が不要とされる「非享受目的」にあたらない場合があるとする「AIと著作権に関する考え方」の素案を示した。生成AIが記事や画像データなどを無断で利用する「ただ乗り」(フリーライド)に懸念の声が上がる中、現行法を厳格に解釈し、歯止めをかけたい考えだ。 朝日新聞デジタルより引用
LayerXの松本さんのX/Twitterポストがとても良いと聞いたので見に言ったらめちゃめちゃ良いことが書いてあったので、紹介するとともに自分が読み返す用ブログを書いておきます。(※ぼくは LayerXの松本さんと面識はなく、素晴らしいポストなので紹介するだけです) CTOとかVPoE、EM、PdM、PMMとかの役割論について、人は役割を持つとどうしても強く視点が束縛されてるなというのはよく感じる。… — 松本 勇気 | LayerXはSaaS+Fintechの会社です (@y_matsuwitter) 2023年12月16日 もう答えはすべてこのポストに詰まってるので「さらに表示」を押して全文読んでくれという感じなんだけれども、CTOとかPdM等の名前の役割(ラベル)はわかりやすくするために便宜的なものでしかないから、「CTOとは◯◯である」ではなく「自社にのような機能が必要か」が大切
今日はちょっとモヤモヤ考えていることを書きます。 ただモヤモヤしてることを書くだけなので、答えには行き着きませんし書いていませんので、その前提で読んでもらえれば。 困った人から相談されることが割とあります。 ここでいう「困った人」とは言葉通り困っている人のことで、ヤベーやつが相談しにきたという意味ではありません。 僕は人の相談にのったり、相談にのってもらったりするのが得意ではなく、むしろ苦手な方なのですが、わざわざ僕に相談してくれるからにはそれなりに理由があって選んでくれたのでしょうから、何か役に立てたら良いなあと思ってはいます。思ってはいる。しかし、なかなかそうもいかないことが多いです。 と、いうのも最近やっと気がついたのですが、困っている人って困っているってことを率直に言えない場合が多いみたいなんですよね。これに気づくのにかなり時間がかかった気がします(これ分かってなかった時点で僕は相
昨日、古い体質の組織における業務(特にオペレーション)の負債解消はどういう姿勢で臨むか、というブログを書きました。 古い体質で非効率"に見える"業務が固定化されているのは、それなりに理由や経緯があるので、正しく"見える"業務をやらせれば非効率の解消できるということはなく、むしろ酷い目に遭ったりします。 ナメてかからず紐解く工程をしっかりやろうねという話でした。fujii-yuji.net 僕は幸い(?)古い体質の企業からスタートアップまで色々な経験をしていると思うので、今日は「スタートアップや新規事業などでゼロから初めるときは、どう業務的な非効率を積みながら成長するのか」という話を書いてみようと思います。 成長のため非効率を選び、コントロール下に置く。 ゼロから事業を回すときは、効率より何より求める成果が得られること優先で進めていくことになると思います。なので、ゼロから初めるからキレイな状
スタートアップやテック系企業は効率的なことが好きですよね。 それとは真逆で、ぼくが若いころ働いた会社は古い小売業で「非効率に見える業務」の塊でした。日々、現場では個別最適や属人化が繰り返され、それがオペレーションとして固定化されていき、他の業務と複雑に絡んでしまって変えたくても変えられなくなるということが沢山ありましたし、それが普通の世界でした。 それが積み上がって大きな課題になってしまっても、複雑な個別オペレーションの塊になっていて変えられなくなっている……でも、なんとかこれを変えなくてはならない……。 今日はそんな時の考え方についてを書いていこうと思います。 非効率なやり方を変えるときは「あるべき姿」の押し付けではなく、歴史と経緯の理解が必要。 現代いえば、古い体質を変えるためのDXを推進で起きがちだと思うのですが、非効率に見える業務がこれまで変えられずに固定化されてきた経緯や事情があ
このブログを読んでいる方はご存知だと思うのですが、僕は意思決定のプロセスや態度についてやたらよく書いています。不確実性が高いこと(例えば新規事業など)をやるときは、どういう思考プロセスで意思決定をするかが重要だと考えているからです。 今日は「失敗を恐れない」態度には種類があるという話を書こうと思います。 実は「上手くいくことを信じる」のはとてもとても難しい 新しい事業やプロジェクトをやるとき、少なくともリーダーは成功するつもりでそれに取り組むわけです。 (やりたくもないのに押し付けられてやってる等で、失敗をわかっててやる場合もあるかもしれませんが、そういう例は除外します) 僕自身が事業をやってるときもそのつもりですし、スタートアップや色々な会社の事業に関わっている中でもリーダーはみんな成功するぞという気持ちを持っています。 やったことがない人には想像が難しいかもしれませんが、実はこの「上手
1年くらい前、東京で食べられるちょっと変わった飲食店の記事を書いた。 そんなに反響もなく、ブックマークやツイートも少ししかされなかった記事なんだけど、この1年の間で会った人に15回以上は「あの外国の料理が食べられるお店の記事、すごくいいですよね。今度、ああいうお店に一緒に行きたいです」って言ってもらえた機会があったので、書いた甲斐はあったような気がする。 fujii-yuji.net 今年もちょっと変わったお店にはそれなりに行った気がするので、自分のスマホの写真を振り返りながら「ちょっと人にオススメしたくなる今年行ったお店」を書いてみようと思う。 「猫カフェ」ではなく「猫がいるカフェ」紅茶とワインの店『ディー・カッツェ』(新宿御苑御苑前駅) たまたまSNSで見かけて行った「猫カフェ」ではなく「猫がいるカフェ」。 猫店長代理は好きなように歩きまわっていて、最高だった。人が大好きみたいで、結構
昨日、書いた「インターネット広告ポエム2023」はマニアックな内容だったのに多くの人に読んでいただき、感想も沢山いただいたのでとてもありがたいなと思っているフジイです。 今日はガチめに雑文を書き散らかすよ。今回の記事には学びや読んでためになることは書いていませんので悪しからず。 記事を読んだ多くの方からは前向きな感想をいただいたのですが「フジイさんみたいには希望は感じられない」とか「もう昔みたいなインターネットはないんだ」みたいな悲観的な感想もありました。 まあ、そう思う人もいるよね。 確かにインターネットは、TwitterはXとかいう名前になって月間3億アカウントがいる世界で唯一無二のタイムライン型ソーシャルが大富豪の思いつきに左右されて、分断を煽る情報が飛び交い、メディアを見れば画面領域の7割に不快な広告が差し込まれてくるし、昔からある良いサービスが閉鎖したりしている。2023のインタ
インターネットには自由にアクセスできるコンテンツやサービスがたくさんあります。 これらの多くは広告で収益を得ているので、広告収益が得られなくなければ当然にぼくらが自由にアクセスできる情報は減っていくことになります。 そういった自由にアクセスできる情報がたくさんあるインターネットを維持するためには広告というのはとても意義深くて、重要な役割があると思うのです。 僕個人としてはアドブロック(広告が消えるやつ)はできるだけ使わないようにしていますが、 とはいえ、アドブロックを使っている人に「使いたくもなるでしょうね」と言うくらいには現状は酷いとも思っている。 コンテンツ・サービス提供してくれる事業者が継続的な運営ができる広告収益を得られる健全な状態をつくるために、広告プラットフォームや広告掲載メディア(媒体)が、掲載内容・表示方法ともに閲覧者のためになる状態を目指して責任もって頑張るべき。 閲覧者
突然ですが、ぼくはパイナップルの入った酢豚とピザが好きです。温ぱいなぽー最高。 あなたはパイナップルの入った酢豚やパイナップルののったピザが好きでも嫌いでもいい。ぼくが好きなだけなので。 GPT-4 + DALL·E が描いてくれたパイナップル入り酢豚 以前から気になっていたのですが、パイナップルの入った酢豚やピザを蛇蝎の如く嫌う人っていますよね。存在すること自体を絶対に許さない的な。 これもネタというか冗談で言ってるなら良いのですけど、たまに割と本気で言っている人がいたり、パイナップルの入った酢豚やピザはいくらでも叩いて良い対象だと思っている人と出会います。 繰り返しますが、あなたはパイナップルの入った酢豚やパイナップルののったピザが好きでも嫌いでもいい。でも、だからといってパイナップルのピザや酢豚が存在することを否定をしていいわけじゃないんですよ。 「嫌いなのは自由だが、でも対象がこの
いろいろな事業の起ち上げやグロースに関わっていると、時々思うことがあるんで今日はぼんやりそれについて書きます。ぼんやり。 事業やサービスを伸ばすのに、ともかく手数が大事なときがあるなーと思うこともあれば、急がば回れ的に、無理せず安定させることが大切な場合もあるなあと。 色々な状況があるのは当たり前のはずですが「ともかく行動」とか「ストレッチした目標がある方が良い」なんていう固定化された考えを持っている人も多い気がします。 そんなのは事業のフェーズによって戦略や必要な考え方は変化するもので、この考え方が正しいなんてものではなく「この考え方はこの事業のこのフェーズに合っているか」という観点が割と大事なんじゃないかなと思っています。 サブスクのSaaSなんかを売っていくときには、どこからリードが来て、そこからユーザーになるまで(また、その後も)どういう変化があるのか考えてモデル化したりするのです
ここ数年、フードデリバリーをかなり使うようになりました。 届けてくれるドライバーさんには感謝するばかりです。 ぼくは、まあまあ都心のほうっぽい場所にいることが多いのですが、ここ数年でのフードデリバリーの気になる変化についてメモ的に書きます。 (今日のこの記事は深い考察とかはなく、僕個人の食生活についての愚痴ですので、その読むならそのつもりでお願いします) フードデリバリーに2019年くらいまであった「あのお店の料理が、お店に行かずに食べられる」というコンセプトは過去のものになった。 数年前には(2019年くらいまでかな)あった「あのお店の料理が、お店に行かずに食べられる」とか「宅配ピザではない、あのイタリアンの石窯ピザが自宅で」というコンセプトは体験としてとても良かったのですが、プラットフォーマーとしてのビジネス規模にもっていくには厳しかったみたいで、少なくとも都心では「おっ、あの店の料理
しわっす!(12月の挨拶) ここ数日、仕事に関する考え方みたいな記事ばかり書いてしまったので、今日は気楽にぼくが好きなWebサービスについて書きます。 よく、X/Twitter とか Togetter とかで生活力のある人が買ってる便利キッチン用品の知見が集まってたり、スーパーで買える素敵な調味料の情報が集まったりしてるじゃないですか。 ぼくはアレのWebサービスとかアプリ版みたいなのが欲しいんですよね。 みんなも、12月は自分の好きなサービスを増田やブログに書いたらいいと思うので書いたら教えてくれよな。 ちょっとしたものをインターネット経由で手軽に贈れる『MOO:D MARK』が好き。 で、ぼくが好きなサービスは、伊勢丹が運営をしているちょっとしたギフトや手土産をインターネット経由で手軽に贈れる『MOO:D MARK』です。 (※このサービスを純粋に良いと思って書いていますので案件的なも
先日、『質の高い課題解決できる人が「こうすべき」を主張すべきだけど、それが苦手な人も多いからチームで解決したら良いのでは』という雑な考えを書いたのですが、僕のブログにしては多くの人に読んでもらえました。 読んでくれた人、ありがとうー fujii-yuji.net ただ、この記事へのコメントで「質の高い決定ができない上司や社長はダメだろ」みたいな意見もそれなりに多くあって、けっこう驚いたのですよね。 僕が雑に書いたわかりにくい文章だったことが原因で誤解されてしまったのでしょうけれど、今日は補足として「部下がやれることを上司もやれる必用はないですよね」的な話を書きます。 上司が「自分ではできないからお前に頼むわ」と言ってくれたお陰で、"上司のして欲しいこと探し"をしなくて済んだ。 僕が若いころお世話になった上司はよく「自分ではできないからお前に頼むわ」と言っていました。 実際のところ、その上司
こんにちは。 インターネットだけじゃなく動物も割と好きなフジイです。 X/Twitter や Instagram などSNSを眺めていると、かわいい動物の写真だとか動物の面白い動画なんかが流れてきたりするので、ついつい見てしまいます。 その中でも栃木県は那須高原にある「那須どうぶつ王国」は各SNSやYouTubeなどインターネットの情報発信が上手くてコンテンツの品質も高いと思ってます。 那須どうぶつ王国公式で作られている「マヌルネコのうた」は2年くらい前にSNSを中心に話題になったので、これをご存知の方も多いのではないでしょうか。 (ご存知なければ、すごく良い曲&MVなのでどうぞ視聴してみてください) www.youtube.com 「スナネコのうた」もあります。 マヌルネコ以外にも那須どうぶつ王国にはスナネコ、サーバルキャット、カピバラなどなど人気のある動物も沢山いるんですよね。 www
ある程度、矛盾なく一貫性ある説明として通っていると考えていることをAさんがBさんに伝えたところ、Bさんはちょっとイラついた態度で「なんとなく違う気がする」と返してきた。Aさんは「その違う気とはなんなんのか説明してくれ。論理的ではない」と切り替えした…… これ、Aさん気の毒だなあと思いましたよね。 もちろん僕もそうなのですが、先日ある分野の研究者をやっている友人とご飯を食べたときに「感情を率直に扱えたら論理的」というようなことを言っていました。 ニンゲンなのだから誰しも感情はあるのに、感情が動くことに対して「論理的ではない」と悪いことであるような指摘をするような人や論調があるが、あれは良くない。 こんな感じの話からスタートして出てきた言葉だったと思います。 たぶん。ちゃんと覚えてないけど。 ご飯を食べながらの雑談での会話なので、この話に出てくる「論理」が厳密な意味での「論理」であるかは置いて
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