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philosophyの検索結果121 - 160 件 / 418件

  • 私たちは「生まれてこないほうが良かったのか?」哲学者・森岡正博氏が「反出生主義」を新著で扱う理由

    森岡正博・早稲田大学教授の新著『生まれてこないほうが良かったのか?』。哲学の観点から、反出生主義に自身も共感をおぼえながらも、そこから抜け出す考え方を論じる話題の書だ。 筆者提供 「反出生主義」(アンチナタリズム)という言葉をご存じですか? “私は生まれてこないほうがよかった”、“苦しみのあるこの世界に子どもを産まないほうがいい”。そうした考え方のことです。 この「反出生主義」という言葉が、最近注目を集めています。雑誌『現代思想』が2019年11月号で「反出生主義を考える」という特集を組んだことも話題になりました。 代表的な提唱者の一人である哲学者、デイヴィッド・ベネター氏は、著書で<存在してしまうことは常に深刻な害悪である>と書き、<人類は絶滅する方が良い>と結論づけています。そこまで極端ではなくても、さまざまな理由から子どもを持たない人生を志向する「チャイルドフリー」という考え方も、「

      私たちは「生まれてこないほうが良かったのか?」哲学者・森岡正博氏が「反出生主義」を新著で扱う理由
    • ultraviolet on Twitter: "「ニセ科学に騙される」とは言うが、騙される人が心の底で本当に求めているのは、例えば「半年後にガンが本当に治ること」ではなく、「今この場で、『癌が治る(かもしれない)』という希望が欲しい」のだ、そしてニセ科学はそれにしっかり応えているのだ、てのが私の仮説で"

      「ニセ科学に騙される」とは言うが、騙される人が心の底で本当に求めているのは、例えば「半年後にガンが本当に治ること」ではなく、「今この場で、『癌が治る(かもしれない)』という希望が欲しい」のだ、そしてニセ科学はそれにしっかり応えているのだ、てのが私の仮説で

        ultraviolet on Twitter: "「ニセ科学に騙される」とは言うが、騙される人が心の底で本当に求めているのは、例えば「半年後にガンが本当に治ること」ではなく、「今この場で、『癌が治る(かもしれない)』という希望が欲しい」のだ、そしてニセ科学はそれにしっかり応えているのだ、てのが私の仮説で"
      • Thread by @TomoMachi on Thread Reader App

        thread#showTweet" data-screenname="TomoMachi" data-tweet="1348328615717453824" dir="auto"> シュワルツェネッガー、トランプ支持者による連邦議会襲撃への抗議「オーストリア移民の私はクリスタル・ナハトを連想します。プラウドボーイズのようなナチによるユダヤ人街襲撃です。それがアメリカにも起こりました。暴徒が壊したのは議事堂の窓やドアだけではありません」 thread#showTweet" data-screenname="TomoMachi" data-tweet="1348330291862020097" dir="auto"> 「彼らは建国の理念、民主主義も破壊したのです。私は敗戦の二年後に生まれ、民主主義を失った焼け跡で育ちました。大人たちは史上最も邪悪な政権に加担した罪悪感から酒に溺れていました。全

          Thread by @TomoMachi on Thread Reader App
        • 戦争に反対する唯一の手段は……/文化的雪かき - 屋上より

          ・戦争に反対する唯一の手段は…… 戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである。 吉田健一『長崎』 一月の末、夜中にtwitterを見ていたら、「ちゃんと生活したい。キーマカレーおいしく作れました。」という投稿が流れてきた。なんとなくその発言のツリーを見ると、こんな会話が続いていた。 「おいしそう!ちゃんと料理しててえらい!」 「ありがとう。吉田健一の言葉、『戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである』を忘れないで暮らしていきたいです。*1」 この手の引用は、「戦争に反対する唯一の手段は……」が引っ張り出される典型的な文脈で、特に珍しいものではない。個人が慎ましく暮らす生活のワンシーンに寄り添うイメージだ。 だがわたしはもう何年も、この言葉の使われ方に違和感を覚え、SNSでも言及してきた。そろそろ違和感の正体をはっきり言語化

            戦争に反対する唯一の手段は……/文化的雪かき - 屋上より
          • 鏡の左右反転 – 高野陽太郎 ホームページ

            鏡の中では左右が反対に見えます。これが 「鏡映反転」 です。古来、多くの人たちが、「鏡に映ると、上下は反対にならないのに、左右が反対になるのは何故だろう?」 と首をかしげてきました。 2千数百年前、プラトンが対話編 『ティマイオス』 の中で、この鏡映反転の説明を試みています。プラトンは視覚について間違った理解をしていたので、鏡映反転の説明も間違っているのですが、この問題が紀元前から人びとの興味を惹いてきたということがわかります。 その後、多くの人びとが鏡映反転の説明を試みてきました。誰もが知っている身近な現象ですし、「左右が反対になる」 というだけの単純な現象にみえるので、ちょっと考えてみれば誰にでもすぐに答がわかりそうな気がします。ところが、数多くの哲学者、数学者、心理学者、それにノーベル賞を受賞した物理学者までが論じてきたにもかかわらず、鏡映反転が起きる理由については、未だに定説がない

            • 生活をサボるな。とインド人に叱られて二年経ってから分かったこと|はし かよこ

              2020.8.23 追記 この記事を書いてから1年後、続編を書きました。「生活」を真面目にやってみたら、一日八時間も働く余裕がなかった。 という旨をツイートしたら、ものすごい反響があった。 突然ですがみなさん「生活」したことありますか?私最近ちょっと「生活」をやってみていて…ご飯を三食すべて自分で作って食べる、洗濯する、掃除する、犬と散歩する、ちょっと運動する、読書する、昼寝もした上で早寝早起きする、ってやってたら一日の間に8時間も仕事する時間絶対ないの。びっくり! — KayokoⓂ︎ / はし かよこ @一時帰国で日本旅🇯🇵 (@kayoko_coco) August 23, 2019 たくさんの人が解釈してくださり、思いもよらない反応も貰ったので、なんでこういうツイートをしたのか、少し噛み砕いて書いてみようと思う。 --- 大前提として、私は超都会っ子である。親戚も少なく、田舎に

                生活をサボるな。とインド人に叱られて二年経ってから分かったこと|はし かよこ
              • Vercel

                Vercel@rauchg|April 21, 2020 (4y ago)47,540 views Also available in: English. 訳註: Next.jsの生みの親の一人で、Vercel社のCEOを務める@rauchgによる記事の翻訳です。原文はこちら。訳者はVercelのエンジニアであり、ハンス・ロスリングほか著『FACTFULNESS』の共訳者でもある上杉周作(@chibicode)。ちなみに、Vercel社はこのたび社名をZEITから改名しました。公式発表はこちら。 本日、私達は社名をVercelに改め、2100万ドルの資金調達を実施したことを公表しました。資金調達においては、錚々たる顔ぶれのVC(Accel、CRV)や個人投資家の方々(Jordan Walke、Nat Friedman、Pete Hunt、Jessie Frazelle、Soleio、Nav

                  Vercel
                • The Rails Doctrine(日本語訳) - Qiita

                  (訳者注: 原文は https://rubyonrails.org/doctrine/ です。しばらく寝かして問題なさそうであれば本家に投げようかと思っています。おかしいところがあればコメント・編集リクエストをお待ちしております。) The Rails Doctrine By David Heinemeier Hansson in January, 2016 Ruby on Railsの驚異的な台頭は、斬新な技術とタイミングによるところが少なからずあります。しかし、技術的な優位性は時間の経過とともに失われていきますし、タイミングの良さだけでは長期にわたってムーブメントを維持できません。そのため、Railsがどのようにして現役であり続けることができたのかだけでなく、どのようにしてそのインパクトとコミュニティを成長させてきたのかについて、より広範な説明が求められています。私が提唱するのは、永続

                    The Rails Doctrine(日本語訳) - Qiita
                  • 「インターセクショナリティ」が対立を招く理由 - 道徳的動物日記

                    The Coddling of the American Mind: How Good Intentions and Bad Ideas Are Setting Up a Generation for Failure (English Edition) 作者:Lukianoff, Greg,Haidt, Jonathan 発売日: 2018/09/04 メディア: Kindle版 先日から、社会心理学者ジョナサン・ハイトと憲法学者グレッグ・ルキアノフの共著、『アメリカン・マインドの甘やかし:善い意図と悪い理念は、いかにしてひとつの世代を台無しにしているか』を読んでいる。Amazonのほしいものリストでもらったものだ。ありがとう*1。 2017年に出版された本なのだが、その時期にアメリカの大学で「ポリティカル・コレクトネス」が引き起こしていた様々な問題の事例を網羅的に紹介しつつ、その背景にあ

                      「インターセクショナリティ」が対立を招く理由 - 道徳的動物日記
                    • 生命の定義について、宇宙生物学からヒト脳オルガノイドまで幅広く扱われた一冊──『「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち』 - 基本読書

                      「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち 作者:カール・ジンマー白揚社Amazon「生きているものといないもの」を見分けるのは、直感的には簡単に思える。たとえば、人間や犬が生きていること、石のような無機物が生きていないことにそう異論は出ないだろう。しかし厳密に境界線を引こうとすると、ことは途端に難しくなる。 たとえば「自己複製するか」「自分で代謝活動を行うか否か」あたりの細胞性生物の特徴を「生命の定義」にしようとしても自己複製しかできないウイルスは生物とはいえないのかという話に繋がってしまう。しかも、ウイルスは近年の研究ではタンパク質の合成に関わる酵素を持つものもいることも判明している。 というわけで本書『「生きている」とはどういうことか』は、生命の定義を様々な分野、ジャンルを通してみていこう、という一冊である。最初に例にあげたウイルスは生物なのか問題も取り上げられ

                        生命の定義について、宇宙生物学からヒト脳オルガノイドまで幅広く扱われた一冊──『「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち』 - 基本読書
                      • シェルスクリプトを学ぶ人のための「新しいUNIX哲学」 〜 ソフトウェアツールという考え方 - Qiita

                        はじめに 「UNIX 哲学 (Unix philosophy)」とは、一つの大きなシステムを、独立した小さなソフトウェアの集まりとして作るという考え方です。UNIX のように大きく複雑なものをシンプルに作るための考え方で、技術的な用語で説明するならば、大きなシステムをモジュール化された構成可能なプログラム設計で開発するということです。 UNIX 哲学に公式の定義は存在しません。ケン・トンプソンを始めとする UNIX の創始者が UNIX の開発を通して示したソフトウェア開発の考え方が UNIX 哲学と言われるようになり、それを他の人が独自に解釈して解説したものが UNIX 哲学として知られています。UNIX 哲学と呼ばれているものが複数あって、それぞれで異なっているのはそのためです。UNIX 哲学の本質的な考え方は今も通じるものですが、これまでの UNIX 哲学の解説の多くは古い技術を元に

                          シェルスクリプトを学ぶ人のための「新しいUNIX哲学」 〜 ソフトウェアツールという考え方 - Qiita
                        • Daily Life:生物学者は「自然主義的誤謬」概念をどう使ってきたか

                          July 16, 2020 生物学者は「自然主義的誤謬」概念をどう使ってきたか 最近発表された人間行動進化学会の声明の中で、「自然主義的誤謬」という哲学由来の概念が使われていた。 そこでは、自然主義的誤謬が、「「自然の状態」を「あるべき状態だ」もしくは「望ましい状態だ」とする自然主義的誤謬と呼ばれる「間違い」」という言い方で紹介されている。これを倫理学者が聞いたなら「いや、自然主義的誤謬はそういう意味じゃないんだけどなあ」と言いたくなるところであろう。しかし、進化生物学者と「自然主義的誤謬」という概念の付き合いはかなり長く、それなりの経緯がある。本稿の目的はとりあえずその経緯を追うことで、「自然主義的誤謬」という概念の適切な用法とはなんだろうかということを考えることである。 最初に断っておくが、本稿はいかなる意味でも体系的なサーベイとはなっていない。どちらかといえば、目立つ事例いくつかをつ

                          • 哲学者は物理学者の本気の拳をどう受け止めるか…谷村省吾「一物理学者が観た哲学」を読んで|R. Maruyama

                            こんなものが読めるとは思っていなかった。驚き、悲しみ、何度も頭に血がのぼった。そして、著者の本気度に慄いた。 物理学者の谷村省吾先生(以下、谷村氏)による、『〈現在〉という謎』への「補足ノート」が公開された。本書の発行時から、公開が予告されていた文章だ。 谷村省吾「一物理学者が観た哲学」(pdf) http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~tanimura/time/note.html 書籍『〈現在〉という謎』に関しては、感想をブログに書いた: 同書で谷村氏と分析哲学者たちの応酬を読んだ私は、当初は谷村氏が「挑発者」の役を演じているのではないかと思った。裏ではお互いわかり合っていながらも、本を面白くするために、敢えて対立点を強調したのではないかと。そうであってほしいとも思っていた。 しかし、違った。本気だった。谷村氏は、物理学者としてのインテグリティを賭し

                              哲学者は物理学者の本気の拳をどう受け止めるか…谷村省吾「一物理学者が観た哲学」を読んで|R. Maruyama
                            • マイケル・サンデルやハン・ビョンチョルの思想はいま必要とされている─「ノエマ」編集長が語る重要性 | 「前に進む原動力になるのは、新しい思考の枠組みだ」

                              ──日本人に「存命の北米の哲学者の名前を一人挙げてください」と尋ねたら、過半数がマイケル・サンデルの名前を口にすると予想されます。一方、バーグルエン賞を受賞したチャールズ・テイラーやマーサ・ヌスバウムを挙げる人は少数派にとどまる気がします。これはマイケル・サンデルが過大評価されていることを意味するのでしょうか。 サンデルと40年来の知り合いである私に言わせれば、過大評価はありません。ただ、米国では、中国や日本ほどの知名度がないのも事実です。もちろんハーバード大学では授業は大人気です。しかし、日本や中国とは異なり、ホールに1000人を超える数の一般市民を集めて話せるほどのロックスター級の人気は米国ではないのです。 中身のある哲学者だということは間違いありませんので、選考委員の誰かがノミネートすれば、いつかバーグルエン賞を受賞する日も訪れるのかもしれません。 サンデルの人気についていえば、米国

                                マイケル・サンデルやハン・ビョンチョルの思想はいま必要とされている─「ノエマ」編集長が語る重要性 | 「前に進む原動力になるのは、新しい思考の枠組みだ」
                              • 『〈現在〉という謎』をめぐる議論

                                • Daily Life:物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか

                                  July 23, 2023 物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか (細矢先生のお名前を間違えるなどいくつか誤字を指摘いただきましたので修正しました。ありがとうございます)(さらにご指摘をいただき追補を別記事として書きました。)(さらにご指摘をいただきオルテガのスペイン語原文についての追記をしました) 「物理帝国主義」ないし「物理学帝国主義」という言葉は物理学と他の学問のある種の関係や物理学者の態度を指すことばとして漠然と用いられることが多いと思うが、だれがこういう言葉を使い始めたのだろうか? ネット上を少し検索すると「伏見康治によると、この言葉は桑原武夫が初めて使ったとのこと」という解説が出てくる(ウィキペディア「物理帝国主義」の項、2023年7月15日参照)。まずはその参考文献をみてみることからはじめる。 1細矢治夫の記述 典拠となっているのは化学者の細矢治夫が『日本物理学

                                  • 「共通善」で問題が解決できるなら苦労はしないよ(読書メモ:『実力も運のうち』①) - 道徳的動物日記

                                    実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 発売日: 2021/04/14 メディア: Kindle版 「能力主義」に対する批判には、二つのパターンが考えられる。「不徹底な能力主義」に対する批判と、「能力主義」そのものに対する批判だ。 学問的なものにせよインターネットなどにおける世俗的なものにせよ、能力主義に関する昨今の議論でなされている批判の大半は、「不徹底な能力主義」に対する批判である。 この批判は、「能力主義は出自や属性に縛られずに自分の意志と努力と才能で自分の人生を決定するチャンスを人々に与えるのであり、機会の平等を保証して、社会の流動性を高めるものだ」という主張に対して、「実際には能力主義の社会でも人々は出自や属性に縛られており、生まれ落ちた環境や場所によって人々の人生はあらかた決定されている」、という事実を突きつけるものだ。 たとえば、アメリカでは大学受験は階

                                      「共通善」で問題が解決できるなら苦労はしないよ(読書メモ:『実力も運のうち』①) - 道徳的動物日記
                                    • 宅八郎さんの死去・トランプの敗北・ポストモダニズムの終焉 - 香山リカ|論座アーカイブ

                                      宅八郎さんの死去・トランプの敗北・ポストモダニズムの終焉 「真実は存在せず、すべてが許される」時代をどう生きる 香山リカ 精神科医、立教大学現代心理学部教授 宅八郎さんが亡くなった、というニュースがネットを駆け巡った。享年・57歳。 「まだ若いのに」と言われる年齢だが、私は「そうか、彼ももうそんな年齢になっていたのか」と思った。 実は、私は彼を「宅八郎さん」とか、彼と直接の知り合いだった人がそう言っていたように「宅ちゃん」とかではなく、本名の「矢野くん」と呼ぶことが多かった。彼も私の本名で呼んでいた記憶がある。私たちはそれぞれがペンネームというか芸名というか、そういうものを持つ前からの知り合いだったのだ。 自分の昔ばなしで申し訳ないが、私は国立大学受験に失敗し、滑り込んだ私立医大になかなかなじむことができず、松岡正剛氏が率いていた出版社・工作舎やそこから分派した人たちの編集プロダクションな

                                        宅八郎さんの死去・トランプの敗北・ポストモダニズムの終焉 - 香山リカ|論座アーカイブ
                                      • 「表現の不自由展・その後」の「炎上」は、"世界水準の芸術"だった? アートの役割について考える。

                                        あいちトリエンナーレでの展示「表現の不自由展・その後」が、議論を巻き起こしている。「議論」というと聞こえがいいが、暴力的な脅迫、テロ予告、政治家たちからの実質的な圧力を巻き起こし、連日SNSが「炎上」して大変なことになっている。批評家の東浩紀も企画アドバイザーの辞任を申し入れた。

                                          「表現の不自由展・その後」の「炎上」は、"世界水準の芸術"だった? アートの役割について考える。
                                        • コンビニでコーヒーを買うときに思うこと - hitode909の日記

                                          コンビニでコーヒーを買うと、機械がコーヒーを淹れてくれて、「おいしいコーヒーが出来上がりました」って表示されたりする。 そのたびに、これは絶対におかしい!!と思って、なぜなら、おいしいかどうかは顧客が決めることであって、コーヒーマシンが決めることではない、と感じる。 その直後に、このように、文言を一言一句読んで、この文章は文面通りに読み取るとおかしい、みたいなことを考えているのもおかしいな、と思って嫌な気持ちになる。 ここまでが1セットで、これをコーヒーを1杯ずつ買うたびに毎回思っている。 もうひとつ思ったのは、今日、保育園を見学に行ったら、水槽に「ガラスを叩くと、魚はどう感じるかな?」みたいなことが書いてあって、これも文面通りに読んで、経験主義的なアプローチを適用すると、とりあえずガラスをバシバシ叩いて魚の様子を見ることになりそうだな、と思った。 そういうことを思うたびに、人としての心が

                                            コンビニでコーヒーを買うときに思うこと - hitode909の日記
                                          • 「web上で読める哲学系ブックリスト」のリスト - 川瀬和也 研究ブログ

                                            web上で読めるブックリストは、独学する際の重要な指針となってくれます。しかし、様々な媒体でバラバラに公開されているため、存在に気づくことがなかなか難しいという難点があります。そこで、ここでは、自分用の備忘録も兼ねて、web上で見つけた哲学系のブックリストを、簡単に分類した上でリスト化することにします。(記事中、敬称は「さん」に統一します。) 最初に読みたい 「哲学を学ぶなら岩波文庫を全部読め」を信じてはいけない理由 https://mitorizu.jp/column/column-interview/philosophy-as-learnable 長門裕介さんのインタビュー。「岩波文庫を全部読め」のような読書指導がなぜよくないのか、古典と入門書の関係をどう考えれば良いかなど、最初に読んでおくと心構えができる。哲学入門者のためのブックリストもある。 分析哲学 分析系の理論哲学関連で、ある

                                              「web上で読める哲学系ブックリスト」のリスト - 川瀬和也 研究ブログ
                                            • 成長に期待しない�目的志向実践のススメ

                                              2019/07/06 Tama Ruby会議01 業務歴1年ぐらいのエンジニアの人に向けて自分の体験をお話したら何かの参考になるかなと思ってお話をさせていただきました。

                                                成長に期待しない�目的志向実践のススメ
                                              • 「本を読め、深く読め」――パンク歌手から作家へ、町田康が語る創作力の源泉 - Yahoo!ニュース

                                                先鋭的な作品で知られる作家の町田康(57)。10代でパンク歌手としてデビューし、バンド「INU」名義でのアルバム『メシ喰うな!』は、いまも名盤として聴き継がれている。不遇の時代を経て、小説家としての評価を固め、言葉を使って仕事をしてきた。音楽と小説の双方で世間を揺さぶってきた町田の人生と創作の秘密を聞いた。(取材・文:近藤康太郎、撮影:西田香織/Yahoo!ニュース 特集編集部)

                                                  「本を読め、深く読め」――パンク歌手から作家へ、町田康が語る創作力の源泉 - Yahoo!ニュース
                                                • 千葉県警本部、松戸警察署、松戸東警察署、千葉県、松戸市、松戸市教育委員会宛の公開質問状を提出。およびその回答について。 – 全国フェミニスト議員連盟

                                                  千葉県警本部、松戸警察署、松戸東警察署、千葉県、松戸市、松戸市教育委員会宛の公開質問状を提出。およびその回答について。 2021年8月26日に千葉県警本部、松戸警察署、松戸東警察署、千葉県、松戸市、松戸市教育委員会宛、「ご当地VTuber 戸定梨香」を啓発動画に採用したことに対する抗議ならびに公開質問状」を提出しました。 2021年9月9日付けで、松戸警察署、松戸市教育委員会より回答が届きました。 2021年9月16日付けで、松戸市より回答が届きました。 千葉県警等に提出した抗議ならびに公開質問状にご関心をお寄せいただいた皆さまへ 提出した文書は、公的機関としての認識を問うたものです。 当該動画の掲載も、削除も、ともに千葉県警によるものです。 現在、多数のメール等が多種の内容で寄せられており、個別に回答は致しかねます。悪しからずご了承ください。 以上 2021年9月18日 全国フェミニスト

                                                  • 「GPT-3」などの最新言語モデルが自然に他者の心を推察する能力である「心の理論」を獲得していたという研究論文

                                                    あまりに高精度なテキストを生成できるということで話題になった「GPT-3」のような最新の言語モデルは、言語処理能力を向上させる過程で自然に他者の心を推察する能力を獲得していたとする研究論文が発表されました。 [2302.02083] Theory of Mind May Have Spontaneously Emerged in Large Language Models https://arxiv.org/abs/2302.02083 Theory of Mind May Have Spontaneously Emerged in Large Language Models (PDFファイル)https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/2302/2302.02083.pdf ヒトが他者の心の状態、目的、意図、知識、信念、志向、疑念などを推測する心の機能を「心の理

                                                      「GPT-3」などの最新言語モデルが自然に他者の心を推察する能力である「心の理論」を獲得していたという研究論文
                                                    • 若者はなぜネオリベ化するのか? - 道徳的動物日記

                                                      社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学 作者: ジョナサン・ハイト,高橋洋 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2014/04/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (27件) を見る 突然だが、現代の若者はネオリベ化している。 この主張に特に根拠はなく、統計的データなども示せないが、自分と同世代(30歳前後)からその下の年齢の若者たち(20代)と喋っていると「ネオリベ的な発想を持っているなあ」「自己責任論的な考え方をするものだなあ」と思わされてしまうことが多い。特にここ数年は、以前よりもその傾向が強く感じられる(ただし、これは、私が京都から東京に引っ越したことによる観測範囲の変化も影響しているかもしれない。地方から上京しており、自分で家賃などを稼いでサバイブしなければならない人が多い東京では、競争的で自己責任論的な考え方をする人の数は地方より増え

                                                        若者はなぜネオリベ化するのか? - 道徳的動物日記
                                                      • アガンベンのスキャンダル|maki

                                                        哲学者のジョルジョ・アガンベンが新型コロナウイルスの流行にかんして最初の発言をしたのは、今からおもうと比較的早い時期、2020年2月26日のことだった。彼は「エピデミックの発明」と題した文章のなかでCovid-19をインフルエンザの亜種と断じ、メディアを通じて醸成されていたパニックの雰囲気に釘を指した。彼の目には新しい感染症の流行はさして新しいものではなく、第一次大戦以来というものその歴史的役割を終えていた近代国家権力が、「テロとの戦い」についで危機を統治パラダイムとする絶好の機会として用いようとしているようにみえていた。まさにアガンベンがこの文章を発表した前後に、イタリアでは感染者数とともに死者数も増加していき、医療制度は崩壊し、西側における新型コロナウイルスのパンデミックの地獄のような中心地と化していったことはひとも知るところである。 アガンベンが感染症にたいする政府とメディアの反応を

                                                          アガンベンのスキャンダル|maki
                                                        • 経済学における「合理性」とは

                                                          経済学で頻繁に用いられる「合理的」という概念。この概念が原因で、経済学はいろいろと誤解されがちですが、実はかなり慎重に理解しなければならない概念です。TLでかわされた社会科学者(経済学、政治学等)のやりとりがとても勉強になるのでまとめてました(見逃したものがあったら教えて下さい)。

                                                            経済学における「合理性」とは
                                                          • 【備忘】加速主義覚え書き|樋口恭介|note

                                                            SFと哲学は近接性のある分野とはいえ、私はただのぺーぺーのSF作家であり、テーマ的には門外漢であるにもかかわらず、加速主義思想の勉強会なるものに呼ばれてしまった。 しかも、交通費でさえ恐縮なのに、それにとどまらずなんと謝礼までいただけるということで、これはさすがに手ぶらで行ってテキトーに話すだけでは申し訳なさすぎると思い、形だけでもメモを用意してみた。 書いてみて、特に新しいものでも面白いものでもないものと思うものの、せっかく時間を使って書いたのでこちらにも掲載してみる。何かの足しにならなくとも、暇つぶし程度にはなるだろう。 お時間ある際にお読みいただければ幸いである(なお、勝手に書いたものなので、公開にあたっては何ら問題はないと考えますが、何か問題があれば削除します)。 * 2018年8月24日、一本の日本語記事がウェブに投稿された。タイトルは「オルタナ右翼の源流ニック・ランドと新反動主

                                                              【備忘】加速主義覚え書き|樋口恭介|note
                                                            • ヒース&ポター「『反逆の神話』刊行15周年インタビュー」(2019年5月9日)

                                                              アンドリューとぼくの共著で出した『反逆の神話』でおもしろいのは,スペインでベストセラーになったことだ.この前,刊行15周年で Manuel Mañero にインタビューを受けた:”15 años después, la contracultura gira a la derecha.” 省略なし全文の英語版をこちらに掲載しよう(質問には著者両名が答えた.) [Joseph Health, “The Rebel Sell at 15,” In Due Course, May 9, 2019] アンドリューとぼくの共著で出した『反逆の神話』でおもしろいのは,スペインでベストセラーになったことだ.この前,刊行15周年で Manuel Mañero にインタビューを受けた:”15 años después, la contracultura gira a la derecha.” 省略なし全文の英

                                                                ヒース&ポター「『反逆の神話』刊行15周年インタビュー」(2019年5月9日)
                                                              • メルカリにおけるマイクロサービスマイグレーションの理想と現実 | メルカリエンジニアリング

                                                                はじめに こんにちは、 @stanaka です。メルカリではいまビジネス基盤強化を進めるプロジェクト「Robust Foundation for Speed」を立ちあげていますが、このプロジェクトの前段となっているマイクロサービスマイグレーションについて、その理想と現実について紹介します。 モダンな開発チームのあるべき姿 まず理想を語る上で、ここ数年のエンジニア組織の改善や生産性向上の議論をいくつか見てみます。開発チームとアーキテクチャについては、以下の2点がよく重視されています。 開発のイテレーションを加速するために、チームがオーナーシップを持つサービス/システムについて設計から開発、運用までの責任を開発チームが負う 認知的負荷(cognitive load)を許容範囲に抑えるために、システムを疎結合化し他チームへの依存を減らす設計を行う 設計から開発、運用までの責任を開発チームが負う

                                                                  メルカリにおけるマイクロサービスマイグレーションの理想と現実 | メルカリエンジニアリング
                                                                • 物理学者と哲学者は「時間」を語ってどうすれ違うのか…『〈現在〉という謎』を読んで - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

                                                                  〈現在〉という謎: 時間の空間化批判 作者: 森田邦久 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2019/09/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 物理学者と哲学者によるシンポジウムをもとに企画された論考集。各章では時間論、とくに「現在」の概念を巡る論考を物理学者と哲学者(+仏教学者1名)が書き、それに対するコメントとリプライが掲載されている。 全8章からなり、どの論考も面白い。だが、理論物理学者の谷村省吾先生(以降、谷村氏)の論文とそれへの佐金武氏のコメント、青山拓央氏・森田邦久氏(いずれも分析哲学者)の章に対する谷村氏のコメントからなる応酬が際立っている。 谷村氏はしょっぱなから、 そもそも現在は謎なのか?とさえ思う。(谷村論文、p.1) と、本書の問いそのものの意義に疑問をつきつける。「率直にいって、形而上学者たちとの対話は難儀であった。私の話はわかってもらえないよ

                                                                    物理学者と哲学者は「時間」を語ってどうすれ違うのか…『〈現在〉という謎』を読んで - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
                                                                  • 『現代思想』誌「進化論の現在」は看板倒れ - まとまり日記

                                                                    『現代思想』誌2021年10月号は「現代思想 2021年10月号 特集=進化論の現在 ―ポスト・ヒューマン時代の人類と地球の未来―」と題された特集だった。わたしはこの特集全体の企画意図に問題があると考えるので、手短に述べたい。 わたしの不満は一言で言うと「この号の中身は『進化論の現在』という題名と釣り合っていない、とくにこの題名で生物学の哲学の成果をほぼ無視するのは問題ではないか」ということだ。 まず前半からいこう。哲学・思想系の雑誌が「進化論の現在」という特集を組むときにどういうことを扱うべきか。もちろん決まったルールがあるわけではないが、次のようなトピックが扱われると考えるのが自然だろう: 進化論(進化生物学)の研究の現状 進化論の種々の側面についての哲学的論争の現状(たとえばやや古い話だがここで触れられているような議論) 進化論からの哲学研究へのインプリケーション(たとえば意識の進化

                                                                      『現代思想』誌「進化論の現在」は看板倒れ - まとまり日記
                                                                    • 海軍特殊部隊で学んだ、心を強く持ち続ける3つの方法 | ライフハッカー・ジャパン

                                                                      PS5版プロコン「DualSense Edge」が2,411円OFF。やり込むなら断然おすすめ #Amazonタイムセール祭り

                                                                        海軍特殊部隊で学んだ、心を強く持ち続ける3つの方法 | ライフハッカー・ジャパン
                                                                      • 哲学はなぜ100年も前の古典文献を参照し続けるのか?

                                                                        ゲンロン、ゲンロンカフェに寄せられたご意見・ご感想にスタッフがお答えします。 ご意見・ご感想はこちらから→https://forms.gle/vzoHiUKKFxYXNBdk6 ゲンロン ゲンロンカフェ ゲンロン友の会 <ゲンロン友の声> 東さん、twitter上で「哲学はなぜ100年も前の古典文献を参照し続けるのか?」という議論を見ました。趣旨としては、自然科学等では、ニュートン等の古典に立ち返ることは稀で、評価の定まった知見は教科書に集約され+頻繁にアップデートされ、それに加えて最新の研究論文を参照することで教育および研究活動がなされていく。一方、未だに哲学では多くの古典・原典に立ち返る部分が多いのが不思議だという内容でした。私個人の理解では、あくまで程度問題で、哲学の場合は「実験で物理現象に関する仮説検証」したり、「数学の仮定および論理の枠内で証明」をしたりといった誰もが一定のルール

                                                                        • 高校生の頃に知っておきたかったこと | MHsPage

                                                                          ここ数年で日本の高校生と交流する機会が何度かありました。多くはオンラインでのやり取りでしたが、勉強とか、研究とか、進路とか、そういう場で話していることを今日は書きたいと思いました。話していることの多くは私が高校生の頃に知っておきたかったことです。私の仕事である研究の話を基にしています。なので万人受けはしませんが、一般的に通じる内容もあるかもしれません。勉強とか進路とかで窮屈に感じている高校生がいたら何か届けばと思います。質問があれば聞いてください。 ーーー 勉強とは 私は大学の教員で、研究をするのが仕事です。大学の教員や研究者をやっているというと、勉強が好きなんですね、と言われることがあります。まずはこの点から話したいと思います。勉強が好きかと言えば、好きな科目もあったけど、興味が持てない科目もありました。関連して勉強ができるかと言えば、高校生の頃も今も、自分より勉強ができる人にいつも囲ま

                                                                          • Very Short Introductionの邦訳まとめ - 清く正しく小賢しく

                                                                            オックスフォード大学出版会のVery Short Introductionという有名な入門書シリーズがある。短くて内容も平易なので、まずはこの1冊という感じで推薦されることも多いシリーズだ。 さて、このシリーズは当然ながら邦訳もたくさん出ているのだが、複数の出版社がそれぞれの形で刊行しているため、どれがVery Short Introductionの邦訳なのか分からないという問題がある。 ありがたいことにオックスフォード大学出版会が以下のページに邦訳の一覧をエクセルのファイルで貼ってくれているが、ちょっと見にくい。*1*2 Very Short Introductions - Oxford University Press www.oupjapan.co.jp ということで、このページではVery Short Introductionの邦訳を一覧の形でまとめてみた。無秩序に並べていくのもな

                                                                              Very Short Introductionの邦訳まとめ - 清く正しく小賢しく
                                                                            • 「人生とは無意味なのか?」を問い続けたノーベル賞作家の哲学とは?

                                                                              「異邦人」「シーシュポスの神話」などの作品で知られ、ノーベル文学賞を受賞したアルベール・カミュは、「不条理」の哲学を打ち出して注目されたフランスの小説家です。カミュが作品で提示した不条理の考え方とはどういうものなのかについて、さまざまな物事を解説するYouTubeチャンネル「TED-Ed」がムービーで説明しています。 Is life meaningless? And other absurd questions - Nina Medvinskaya - YouTube カミュの生まれたフランス領アルジェリアは、フランスからの入植者と原住民の間で起きた紛争で混乱した情勢にありました。カミュの周りには日常的に暴力が存在していました。 カミュの父親は第一次世界大戦で戦死。カミュが20代後半の時に第二次世界大戦が勃発しましたが、結核を持病として患うカミュは兵士として不適格とされ、アルジェリアでジャ

                                                                                「人生とは無意味なのか?」を問い続けたノーベル賞作家の哲学とは?
                                                                              • 哲学者フーコーに「児童買春」スキャンダル

                                                                                原田 忠男 @harapion ミシェル・フーコー『セクシュアリテの歴史IV 肉の告白』新潮社が刊行された事もあって、新潮社の『波』1月号はフーコーの表紙で、石田英敬氏の「誰でも分かる、フーコー『性の歴史』」が掲載されている。 pic.twitter.com/SdCtrnScYe 2021-01-24 22:23:00 上山和樹 @ueyamakzk なるほど。この1ツイートをめぐって何を語れるのか、それぞれの研究者の言い分を聞いてみたいです。 上野千鶴子らが通りすがりにフーコーを話題にしてるのを、どう見てるのか。フーコーの権威が安っぽくアイデンティティ政治に利用されるのを、どう見てらっしゃるのか。 twitter.com/oubonnn/status… 2021-03-28 19:50:36 うーぼん @oubonnn フェミとかがアイデンティティ政治の都合に合わせてポモ理論を曲解、ハイ

                                                                                  哲学者フーコーに「児童買春」スキャンダル
                                                                                • 東浩紀と上田洋子に聞く 教養とは何か?①

                                                                                  書店に並ぶ「教養」を冠した本や、大量にある動画・音声の教養系コンテンツ……ここ数年、そこかしこで教養の重要性が説かれ、多くの人が関心を寄せているように見える。その一方でファスト映画をはじめ、コンテンツの消費の仕方を巡った議論も白熱している。そもそも教養とはいったい何か? 学問や芸術などを通して人間性や知性を高めるもの? それとも先行き不透明な世の中を生き抜くスキル? その疑問を解消すべく、出版や放送を通して教養系コンテンツを提供するゲンロンの東浩紀さん、上田洋子さんにインタビューしたのだが……? 教養についてあらためて考える全2回。

                                                                                    東浩紀と上田洋子に聞く 教養とは何か?①

                                                                                  新着記事