公益法人の事業仕分けに道路保全技術センターが入っている。 最終日、火曜日の最後、閉会式直前だ。 ちょっと待った! それはおかしい。 道路保全技術センターは、技術もない空洞化調査を受注して、公金を詐取した。そして、それがばれて今年2月から各地方整備局で次々と指名停止になっている。 前原大臣は、3年後に廃止などとのんきなことを言っているが、収入がないセンターは、生き延びることができない。 このセンターの問題は、既に決着済みである。残った問題は、このセンターが、能力もないのに空洞化調査を受注することに協力してきた金井道路局長、深沢国道防災課長、伊勢田道路保全企画室長以下の国土交通省の責任を追及し、処罰することだ。 この時点で道路保全技術センターを事業仕分けするというのは、国土交通省の責任を逃れさせる煙幕でしかない。 前原大臣は、依然として、元建設省技監であり、事件を起こしたセンターの佐藤信彦元理